ロールチーズ プルマンブレッド:香ばしさの極み
手作り焼きたて!ロールチーズ入りプルマンブレッド
焼きたてのプルマンブレッドの香ばしさは格別です!温かいままちぎって食べれば、口いっぱいに広がる風味にうっとり。お腹周りが気になるけれど、ついつい手が伸びてしまう魔性の魅力があるんです。今日は、たっぷりのチーズが風味を豊かにする、ロールチーズ入りプルマンブレッドのレシピをご紹介します。
主な材料- 強力粉 1400g
- 水 812g
- インスタントドライイースト 21g
- 製パン改良剤 14g
- 塩 28g
- 砂糖 84g
- 無塩バター 56g
- 全卵液 70g
- スキムミルク 42g
調理手順
Step 1
ミキシングボウルにバター(油脂)以外の全ての材料を入れ、ひとまとまりになるまで混ぜます。この段階を「クリーンアップ」と呼びます。
Step 2
計量したバター(油脂)を生地に加え、生地が滑らかで弾力が出るまで、最終段階までしっかりとこね上げてください。これにより、グルテンが十分に形成されます。
Step 3
生地のグルテンが100%(膜が薄くきれいに張る状態)までできているか確認してください。生地を薄く伸ばしたときに、破れずに薄い膜が張るようであれば、グルテンは十分にできています。
Step 4
生地を、温度27℃、湿度75~80%の発酵室に入れ、約40分間一次発酵させます。生地の体積が2~3倍に膨らむまで待ちます。
Step 5
一次発酵がうまくできたかどうかのチェックポイント!指に粉をつけて生地を軽く押したときに、跡がゆっくりと戻ってくるか、または生地を伸ばしたときに薄い膜が破れずに広がる(クモの巣状になる)ようであれば、発酵は成功です。
Step 6
生地を約250gずつに分割し、全部で10個の生地を作ります。それぞれの生地を丸め(ベンチタイム)、乾燥しないようにビニールをかぶせ、室温で10~15分間休ませます。この「中間発酵」により、次の成形がしやすくなります。
Step 7
プルマンブレッド型の内側に、オイルを丁寧に塗ってください。パンが型にくっつかないようにするための重要な工程です。
Step 8
サラダ油、グレープシードオイルなど、どんな植物油でも使用可能です。型の内側全体に薄く均一に塗ってください。
Step 9
中間発酵が終わった生地を、めん棒で伸ばして細長い楕円形にします。ここで、準備しておいたロールチーズをお好みの量乗せてください。
Step 10
生地を3等分して折りたたむ「三つ折り」を行います。封筒を折るように、生地の上から1/3、下から1/3を中央に折りたたみます。
Step 11
三つ折りを終えた生地の様子です。中には美味しいロールチーズがしっかりと入っているはずです!
Step 12
生地を縦長に置き、チーズがはみ出さないように注意しながら、しっかりと奥から手前に巻いていきます。
Step 13
巻き終わり(とじ目)の部分を指でつまむようにして、しっかりと閉じ合わせます。焼成中に開いてしまうのを防ぐための工程です。
Step 14
成形した生地は、とじ目を下にして型に入れます。同じように2個ずつ、型に合わせて成形してください。プルマンブレッド型の特徴的な形を活かすことが大切です。
Step 15
成形した生地を、準備したプルマンブレッド型に並べて入れます。生地の高さが均一になるように、優しく手で押さえます。いよいよ二次発酵です。温度38~43℃、湿度85%の発酵室で30~40分間発酵させてください。
Step 16
二次発酵が完了したら、生地の上面が型の縁より少し低いか同じくらい(型の高さの約1cm下)になったら、型に蓋をします。蓋をすることで、ふっくらとしたきれいな形に仕上がります。
Step 17
蓋をしたまま、発酵室でさらに5~10分ほど発酵させると、オーブンで焼いたときに角がしっかりとした美しいプルマンブレッドになります。予熱したオーブン(上火180℃、下火180℃)で35~40分間焼成してください。
Step 18
きれいに焼きあがった、角のしっかりしたプルマンブレッドが完成しました!焼きたてのパンの香りがここまで届くようです。
Step 19
まるでレンガのような、しっかりとした四角い形がプルマンブレッドの魅力ですね!ずっしりとした重みが感じられます。
Step 20
こちらはチーズを入れずに作った、プレーンなプルマンブレッドの写真です。素朴な美味しさそのものです。
Step 21
そしてこちらが、ロールチーズをたっぷり入れて作ったロールチーズ入りプルマンブレッドです。チーズの香ばしさと、もっちりとした食感が加わり、さらに美味しく仕上がっています。
Step 22
手作りのいちごジャムをたっぷり塗って食べると、もう最高!二人で食べたら、二人とも幸せで倒れてしまうかもしれません(笑)。次回はいちごジャムのレシピもご紹介しますので、お楽しみに!