爽やかで深みのある味わい、ソクチョ・ソプクの作り方

新鮮な海のホタテ(ムール貝)でつくる、すっきりとした二日酔い解消スープ、ソクチョ・ソプクのレシピ

爽やかで深みのある味わい、ソクチョ・ソプクの作り方

束草(ソクチョ)で「ソプ」という特別な食材に出会いました。これはホタテ(ムール貝)のようなものですが、手のひらサイズで大きいのが特徴です! 深い海でしか獲れない天然のものだそうです。身は小さいですが、煮込むと深いコクと爽やかなスープの味を生み出します。今日は、束草の名物であるソプクを自宅で手作りしてみましょう。二日酔い対策にも、しっかりとした一食としても申し分ない、深くすっきりとした味わいを楽しめるはずです。

料理情報

  • 分類 : スープ / 汁物
  • 材料カテゴリ : 海鮮類
  • 状況 : 日常
  • 調理法 : 煮る
  • 人分 : 1 人分
  • 調理時間 : 30 分以内
  • 難易度 : 初心者

材料

  • 天然ソプ(海ホタテ/ムール貝) 3個
  • イカの吸盤(ハイリングー) 100g
  • もやし 100g
  • 白菜の葉 2枚
  • 青唐辛子 1本
  • 玉ねぎ 1/2個
  • 長ネギ 100g
  • にんにくのみじん切り 小さじ1
  • だし醤油 大さじ1
  • 塩 10g
  • 唐辛子粉(コチュカル) 大さじ1

調理手順

Step 1

まず、ソプ(海のホタテ/ムール貝)を準備します。ブラシを使って、殻の表面についた汚れをきれいにこすって洗い落としてください。これが、海の爽やかで澄んだ味をそのまま閉じ込めるための第一歩です。きれいにしたソプは鍋に入れ、水を注いで煮込みます。ソプ自体から染み出る、すっきりとした旨味で出汁をとっていきます。

Step 1

Step 2

ソプが煮立ち始めると、スープが白く濁ってきます。この時点でソプは一旦取り出しておきましょう。もやしは、汚れたひげ根の部分をきれいに取り除いておきます。白菜の葉は、食べやすい大きさに細かく刻んでください。鍋の澄んだスープにもやし、刻んだ白菜、そしてにんにくのみじん切りを加え、約3分間煮て野菜が柔らかくなるまで火を通します。最後に、薄切りにした玉ねぎと青唐辛子を加えて、ピリッとした辛味をプラスしましょう。

Step 2

Step 3

次に、ハイリングー、つまりイカの吸盤を加える番です。イカの吸盤は、柔らかくなるまで約2分間だけ煮てください。煮すぎると硬くなることがあるので注意が必要です。スープの味付けは、だし醤油と塩で行います。まず、だし醤油大さじ1を加えて味見をし、足りなければ塩で調整してください。すっきりしながらも深みのあるスープの味を完成させる、大切な工程です。

Step 3

Step 4

ピリッとした辛味を加えるために、唐辛子粉(コチュカル)大さじ1を加えてください。続けて、最初に取り出しておいたソプの身を取り出します。ソプの殻は硬いので、包丁を使って慎重に身を取り出し、食べやすい大きさに切ってください。切ったソプの身を鍋に戻し、最後に小口切りにした長ネギをたっぷりとのせます。全ての材料がなじむように、さらに約3分間じっくり煮込めば、美味しいソクチョ・ソプクの完成です。

Step 4

Step 5

完成したソプクを、食欲をそそる器に盛り付けます。温かいソプク一杯に、よく熟成したキムチを添えていただけば、まさに至福の味わい!爽やかで深いスープの旨味に、体がすっと軽くなるのを感じるはずです。どうぞ、美味しく召し上がってください!

Step 5



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