しっとりふわふわ♪ ノンストレス!簡単・手ごねなしの基本の朝食用パン
おうちで簡単!基本の朝食用パン(モーニングパン)の作り方【手ごね不要】
暑い夏、パン生地をこねるのは大変ですよね。このレシピなら、生地をこねる時間を大幅に短縮!最小限の手間で、まるで焼きたてのような美味しい朝食用パンが自宅で楽しめます。少しだけ生地をまとめ、発酵と成形を丁寧に行うだけで、外はふんわり、中はしっとりとした朝食用パンが完成します。焼きたてのパンの温かさ、甘み、そしてバターの豊かな香りで、素敵な朝を迎えましょう!
朝食用パン生地の材料- 強力粉 300g
- 塩 3g
- 無塩バター 25g(室温に戻して柔らかくしておく)
- インスタントドライイースト 5g
- 砂糖 25g
- 卵 1個(室温に戻しておく)
- 牛乳 140g(人肌程度に温める。電子レンジで約20秒)
調理手順
Step 1
大きめのボウルに強力粉、砂糖、塩を入れ、軽く混ぜ合わせます。中央にくぼみを作り、インスタントドライイーストを入れます。イーストが塩と直接触れないように注意してください。その隣に、室温に戻した卵1個と、人肌程度に温めた牛乳140gを注ぎます。(牛乳は熱すぎないように、指を入れてみて温かいと感じる程度が目安です。電子レンジで約20秒加熱すると良いでしょう。)スケッパーや手で、粉っぽさがなくなるまで大まかに混ぜ合わせ、ひとまとまりにします。
Step 2
生地がひとまとまりになったら、室温で柔らかくしておいた無塩バター25gを生地の上に乗せます。生地を手で優しく押さえたり折りたたんだりしながら、バターが生地に完全に吸収されるまで混ぜ合わせます。バターがすべて吸収されると、生地は少し滑らかになります。
Step 3
バターが吸収された生地を丸く形を整えます。ボウルに戻し、ラップか濡れ布巾をかけて、暖かい場所で約30分間、一次発酵させます。発酵時間は季節や室温によって異なりますので、生地が約1.5~2倍に膨らむのを確認してください。
Step 4
一次発酵が終わった生地は、手のひらで軽く押さえてガスを抜きます。その後、生地を軽く打ち粉をした台の上に取り出し、「パンチ&フォールディング」を行います。生地を奥から手前に三つ折りにし、さらに手前から奥に折る作業を10回ほど繰り返します。生地を回しながら全体的に均一に行うのがコツです。この工程は生地のグルテンを強化し、パンをよりもちもちとした食感にします。
Step 5
パンチ&フォールディングまで終えた生地を再び丸く形を整え、表面をきれいにします。ボウルに戻し、ラップか濡れ布巾をかけて、室温で約30分間、二次発酵させます。生地の状態を見ながら時間を調整してください。
Step 6
二次発酵が終わった生地のガスを、手のひらで優しく抜きます。生地を9等分に均一に分割します。それぞれの生地を丸めて(丸め)、きれいな丸い形にします。丸めた生地をラップか濡れ布巾で覆い、室温で約15分間、「ベンチタイム」をとります。この休息時間により、生地がより扱いやすくなり、次の成形がしやすくなります。
Step 7
ベンチタイムをとった生地のガスを再び軽く抜き、成形して好みの朝食用パンの形にします。四角い型やマフィン型を使う場合は、型の内側に溶かしバターを塗っておくと、パンがくっつくのを防げます。型に生地を並べたら、ラップか濡れ布巾をかけて、約40分間、三次発酵(二次発酵)を行います。生地が型の8割程度まで膨らむのが目安です。
Step 8
三次発酵が終わった生地は、予熱したオーブンで170~180℃に設定し、約18~20分間焼きます。オーブンの機種によって焼き時間や温度は調整してください。パンの表面がきつね色に、美味しそうな焼き色になるまで十分に焼きます。
Step 9
オーブンから出したての熱いパンの表面に、溶かしバターをハケで優しく塗ります。バターがパンのしっとり感を増し、ツヤを与えて、より美味しそうに見えます。温かいうちにいただくのが一番です!