しっとり甘いさつまいもの蒸し方
失敗なし!美味しいさつまいも(ホクホク系)の蒸し時間とベストな方法
秋の味覚、さつまいも。熟成が進むほど甘みが増し、これからの季節にぴったりの栄養満点おやつです。一度蒸しておけば、さつまいもペースト、サラダ、ラテなど、様々なおやつにアレンジ可能!オーブントースターで焼くのも美味しいですが、しっとりなめらかな食感を楽しむなら、やはり蒸すのが一番。特に水分量の多い「かぼちゃ」のような品種(韓国では「호박고구마」と呼ばれます)は、水で茹でるとべちゃっとなりがちです。今日は、水に触れさせずに蒸すことで、べちゃつかず、しっとり甘く仕上げる秘訣をご紹介します。さつまいもの中が黄色やオレンジ色なのは、抗酸化作用のあるベータカロテンが豊富だから。さらに、さつまいもはじゃがいもの約2倍の食物繊維を含み、腸内環境を整えるのにも役立ちます。誰でも失敗なく、美味しくさつまいもを蒸せる方法を、一つずつ丁寧に解説していきますね。
材料- さつまいも(中サイズ) 5〜6本
- 水 600ml (約3カップ)
調理手順
Step 1
皮ごと蒸すので、まずは、土がついたさつまいもをたわしなどでゴシゴシとこすり洗いし、表面の汚れをきれいに落としましょう。皮の近くにも栄養がたくさん含まれているので、一緒に食べるのがおすすめです。特に、食用の重曹や粗塩を使うと、汚れが落ちやすくなりますよ。
Step 2
一つ一つ丁寧にこすり洗いをして、さつまいもをきれいにしていきます。このひと手間が、美味しく仕上げるための大切なステップです。
Step 3
さつまいもの両端にある硬い部分(繊維質の部分)を少し切り落とします。こうすることで、蒸しあがったときに、より柔らかく、しっとりとした食感になります。この部分が硬いと、食感が少し悪くなることがあります。
Step 4
蒸し器の底に水600ml(約3カップ)を入れます。この時、水がさつまいもに直接触れないように注意してくださいね。このくらいの水量があれば、蒸している間に水が足りなくなることなく、しっとりと美味しく蒸しあがります。
Step 5
洗って準備したさつまいもを、蒸し器にきれいに並べます。中くらいのサイズなら、強火で10分、次に中火で20分蒸し、最後に10分蒸らすのが、ふっくらと美味しく仕上げるコツです。
Step 6
さつまいもを蒸し器に入れたら蓋をし、まずは強火で10分間蒸します。タイマーをセットして、10分経ったら火を中火に落とし、さらに20分間蒸してください。
Step 7
20分蒸したら、蓋を開けて、さつまいもの蒸し加減を確認します。竹串などをさつまいもの一番太い部分に刺してみて、スッと抵抗なく入るようであれば、ちょうど良い蒸し具合です。もし、まだ硬いようであれば、蓋を閉めて5分ほど追加で蒸してから、最後に10分蒸らして完成させましょう。
Step 8
このように蒸すと、水に直接つけて茹でる方法とは違い、さつまいも本来の水分が保たれるため、べちゃっとせず、しっとりとした甘みが引き出されます。皮も驚くほど柔らかく剥けるので、小さなお子さんでも自分で食べやすいですよ。さつまいもは、味も栄養も満点の素晴らしい食材です。蒸したてあつあつのさつまいもを、牛乳やコーヒーと一緒にいただけば、満足感のあるヘルシーな一食になります。私は特にコーヒーとの組み合わせが大好きなんです!今日蒸したさつまいもは、明日の朝、なめらかで甘いスイートポテトラテにして楽しむ予定です。食卓に並べれば、家族みんながついつまんでしまう、そんなヘルシーなおやつになります。蒸し時間さえ守れば、誰でも簡単においしく作れるレシピです。ぜひ、この方法で美味しい栄養満点のおやつを楽しんでくださいね!