ふんわり!お祝いのタラチヂミ(ドンテジョン)
秋夕(チュソク)のおもてなしに最適!簡単タラチヂミ(ドンテジョン)の作り方
韓国の祝祭日、特に秋夕(チュソク)の食卓には欠かせない、上品で美味しいタラチヂミ(ドンテジョン)!料理初心者の方でも自信を持って作れるよう、ふんわりとしたタラのすり身と美味しい味付けが絶妙に調和したレシピをご紹介します。お祝いの気分をさらに盛り上げる素晴らしい一品になるはずです。下準備から焼き方まで、丁寧に解説します。
材料- タラチヂミ用すり身 1パック(切り身になっているもの)
- 卵 2個
- 薄力粉(まぶし用)
- 塩 少々
- サラダ油(たっぷりと)
- ニンニクのみじん切り 少々(お好みで。ただし、祭祀用には使用しない)
調理手順
Step 1
まず、タラチヂミ用のすり身は冷蔵庫で自然解凍するのが最適です。完全に解凍されたら、キッチンペーパーを使って丁寧に水分を拭き取ってください。タラチヂミは切り身になっていることが多いので、手で優しく触りながら、中にあるかもしれない細かい骨を丁寧に取り除くことが大切です。水気をしっかりと拭き取ることで、タラの身が崩れるのを防ぎ、美しい仕上がりになります。タラチヂミ用のすり身を選ぶ際は、厚めに切り身になっているものを選ぶと、食感も良く、調理もしやすいですよ。
Step 2
水気を拭き取ったタラの身に、軽く塩を振って下味をつけます。魚の下味がなじむ間に、卵はボウルに割り入れ、カラザを取り除いてよく溶きほぐしておきます。魚特有の臭みを抑え、風味を豊かにするために、少量のニンニクのみじん切りを加えるのがおすすめです。ただし、先祖供養(チェサ)に使う場合は、ニンニクは使用しないという点を覚えておいてください。もしチェサ用でなければ、少量のニンニクを入れることで、魚の臭みを効果的に消すことができます。
Step 3
下味がついたタラの身に、薄力粉を薄く均一にまぶしてください。粉が厚くなりすぎないように、軽くはたいて余分な粉を落とすのがポイントです。このように粉をまぶしたタラの身を、用意した溶き卵にしっかりとくぐらせて、卵衣をつけます。
Step 4
フライパンにサラダ油をたっぷりと熱し、中火にかけます。卵衣をつけたタラチヂミを並べ入れ、両面がきつね色になるまで焼いていきます。焦げ付かないように火加減を調整し、あまり頻繁にひっくり返したり、フライパンに水分が残っていると身が崩れやすくなるため、優しく扱ってください。
Step 5
祝祭日が近づき、お祝いの準備でお忙しいことと思います。心を込めて作ったタラチヂミを囲んで、温かいご家族での食事を楽しんでいただけたら嬉しいです。タラチヂミは比較的簡単に作れる料理ですが、身が崩れやすいので、丁寧に扱うことが美味しく仕上げるコツです。ご家族皆様で楽しめる、美味しいお祝い料理となりますように。