もちもち꿀パン(チャムルパン)
自家製もちもち꿀パン(チャムルパン)の作り方:秋夕(チュソク)の焼き菓子にぴったり!
秋夕(チュソク)の時期にぴったりの、もちもちとした食感が美味しい「꿀パン(クルパン)」のレシピをご紹介します。米粉(もち米粉)で作るので、小麦粉やバターは不使用。はちみつの優しい甘さと、シナモンのほのかな香りが絶妙なバランスで、小さなお子様から大人までみんなに愛される味です。ミニオーバル型で約10〜12個分作れるので、プレゼントにも最適です。
基本の材料- 卵 1個
- 黒砂糖 35g
- はちみつ 60g
- 植物油 35g (キャノーラ油、ひまわり油など香りの強くないもの)
- 製菓用もち米粉 130g
- 牛乳 75g
- シナモンパウダー 3g (お好みで調整)
- ベーキングパウダー 4g
- コーヒーエキス(液体)3g (インスタントコーヒーを少量のお湯で溶かしたものを使ってもOK)
- 塩 1g
調理手順
Step 1
まず、꿀パン(クルパン)の食感と風味を決める粉類を準備します。大きめのボウルに製菓用もち米粉、シナモンパウダー、ベーキングパウダーを入れ、2〜3回ふるっておくと、ダマのない滑らかな生地になります。粉類をあらかじめ合わせてふるっておくことで、後で混ぜるときに均一に混ざりやすくなります。
別のボウルに液体材料を準備します。卵1個を軽く溶きほぐし、そこにはちみつ、黒砂糖、植物油、牛乳、コーヒーエキス、塩を加えます。泡立ちすぎないように、ゴムベラや泡立て器でよく混ぜ合わせます。
Step 2
黒砂糖がダマにならず、液体材料と完全に溶け合うまでしっかりと混ぜ合わせることが大切です。もし黒砂糖が溶けにくい場合は、ボウルを湯煎にかけながら混ぜると、より簡単かつ迅速に溶かすことができます。全ての材料が滑らかに混ざるまで、よく混ぜてください。
Step 3
あらかじめふるっておいた粉類を、液体材料の入ったボウルに全て加えます。ゴムベラを使い、粉っぽさがなくなるまで切るように混ぜ合わせます。あまり捏ねすぎると、餅のようにコシが強くなりすぎる場合があるので、粉が見えなくなる程度にさっくりと混ぜるのがポイントです。
Step 4
生地が少し固すぎる場合は、泡立て器で軽く混ぜても大丈夫です。ただし、泡立てすぎるとグルテンが形成される可能性があるので注意し、滑らかな状態になるまで優しく混ぜてください。生地の固さは、スプーンからとろりと落ちるくらいの、ややとろみのある状態が目安です。
Step 5
完成した꿀パン(クルパン)の生地は、絞り袋に入れます。ミニオーバル型に、生地を80〜90%ほどの量まで流し込みます。型に詰めすぎると、焼いている間に溢れてしまうことがあるので、少し余裕を持たせることが重要です。絞り袋がない場合は、スプーンで生地をすくって型に入れても構いません。
Step 6
生地を型に入れたら、꿀パン(クルパン)の風味を豊かにするピーカンナッツやくるみを、生地の中央に乗せます。ナッツを乗せた後、指で軽く押さえて生地に馴染ませると、焼いている間に外れにくく、きれいな形を保つことができます。刻んだナッツを生地に混ぜ込んでも美味しいです。
Step 7
オーブンを180℃に予熱しておきます。予熱が完了したオーブンに、生地を詰めた型を入れ、約20分間焼きます。パンの表面がきつね色になり、竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がりです。お使いのオーブンの機種によって、焼き時間や温度は調整してください。
Step 8
焼き立ての꿀パン(クルパン)は、温かくてもちもちとした食感が格別です!冷めても美味しいですが、時間が経つにつれてもち米特有の食感がより一層引き立ち、さらに美味しくなります。秋夕(チュソク)には、手作りの꿀パン(クルパン)で、甘く楽しい時間をお過ごしください!