カリカリ甘いコーンのかき揚げ(コーンパス)

お家で楽しむ中華デザート:コーンパスの作り方(マットンとの違いを徹底解説)

カリカリ甘いコーンのかき揚げ(コーンパス)

本日は、老若男女問わず大人気の甘くてカリカリの中華デザート、「コーンパス」をご紹介します。パスと「マットン」、一見似ていますが、シロップの作り方によって明確に異なる魅力を持っています。とうもろこしやさつまいもを揚げて甘いシロップを絡めて炒める点は同じですが、油で砂糖を溶かしてとろみのあるシロップ状にすると「パス」、水で砂糖を溶かしてシロップを作ると「マットン」と呼びます。本日は、手軽に缶詰のとうもろこしを使って、ご自宅で本格的なパスを再現してみましょう。外はカリカリ、中は甘いとうもろこしのハーモニーが絶品のコーンパスで、特別なホームカフェタイムをお楽しみください!

料理情報

  • 分類 : デザート
  • 材料カテゴリ : 加工食品
  • 状況 : おやつ
  • 調理法 : 揚げ物
  • 人分 : 2 人分
  • 調理時間 : 30 分以内
  • 難易度 : 中級

主材料

  • 缶詰のとうもろこし 1缶(水気を切って約150g)
  • 天ぷら粉 大さじ4
  • コーンスターチ 大さじ1(カリカリ感をプラス!)
  • 卵 1個
  • 砂糖 大さじ2(シロップ用)
  • サラダ油 大さじ1(シロップ用、オリーブオイルは避ける)

調理手順

Step 1

まず、缶詰のとうもろこしを1缶準備します。缶を開け、ザルにあけて水気をできるだけ切ってください。とうもろこしの粒をもっと柔らかく潰したい場合は、包丁で細かく刻んでも良いですが、ミキサーを使えばずっと簡単かつスピーディーに作業できます。ミキサーに入れ、軽く数回回す程度にしてください。あまり細かくしすぎると食感が失われることがあるので注意しましょう。

Step 1

Step 2

次に、とうもろこしと混ぜるための衣を作ります。ボウルに天ぷら粉大さじ4、コーンスターチ大さじ1を入れ、卵1個を割り入れてください。とうもろこしの粒とよく絡むように、均一に混ぜて衣を作ります。

Step 2

Step 3

衣の濃度は、どっしりとしたパンケーキの生地のように、スプーンですくったときにズルズルと流れるのではなく、塊として落ちる程度が適当です。とうもろこしの粒が衣によくコーティングされるように、濃度を調整してください。あまり水っぽいと、揚げたときにとうもろこしの味が薄くなってしまうことがあります。

Step 3

Step 4

準備した衣を、食べやすい一口サイズに丸めて油で揚げていきます。コーンパスの決め手は、やはりカリカリの食感です!さらにカリカリの食感がお好みなら、一度揚げた後に少し冷ましてから、もう一度揚げる「二度揚げ」をすると、より一層美味しく楽しめます。揚げる際は、中火で中まで均一に火が通るようにしてください。

Step 4

Step 5

さて、美味しいシロップを作る番です。フライパンに砂糖大さじ2とサラダ油大さじ1を一緒に入れ、中弱火でゆっくり加熱してください。大切なのは、砂糖の粒が見えなくなり、透明なシロップ状になるまで待つことです。経験上、砂糖が完全に溶けて透明になり始めたら、揚げたとうもろこしを加えるのがベストです。砂糖の結晶が完全に溶けていない状態で揚げ物を加えると、シロップが固まったり結晶化したりすることがあります。もう少しだけ我慢強く待ってくださいね!

Step 5

Step 6

ああっ、ここでシロップの状態をよく見ずに揚げ物を早く入れすぎてしまい、砂糖の結晶が再び現れてベタベタになってしまいました…(私のようにしないように注意してください!)とうもろこしを加えた後は、焦げ付かないように火を弱火にし、シロップがとうもろこしに均一に絡むように素早く混ぜてください。シロップが少し固まり始めたら火を止め、完成です。炒めすぎると砂糖が焦げてしまうことがあるので、素早く炒め上げるのがコツです。

Step 6



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