クドゥチャプン(クワの実)入り 滋養たっぷり参鶏湯(サムゲタン)
活力回復に最適なクドゥチャプン(クワの実)をたっぷり使った滋養満点の参鶏湯レシピ!
急に暑くなったこの季節、疲れ気味の子供たちのために、特別な食材であるクドゥチャプン(クワの実)をたっぷり加えて、濃厚で栄養満点の参鶏湯を煮込みました。季節の変わり目や暑い夏場、元気が必要な時にこの一杯があれば、心も体も満たされること間違いなしです。
材料- 参鶏湯用若鶏 3羽
- クドゥチャプン(クワの実)の枝葉 1掴み(約100g)
- グァバの木の大きな枝 3~4本
- 黄耆(オウギ) 1/2掴み(約50g)
- 新鮮なアワビ 4個(大サイズ)
- 丸ごとニンニク 150g(約10~15かけ)
- 生姜 1かけ(親指大)
- ローリエ 4~5枚
- 剥いた栗 1掴み(5~7個)
- もち米 4カップ(約800ml)
調味料・だし材料- 塩 大さじ2(お好みで調整)
- 生姜酒(または清酒、みりん) 大さじ3
- 水 たっぷり(鶏が浸かる程度)
- 塩 大さじ2(お好みで調整)
- 生姜酒(または清酒、みりん) 大さじ3
- 水 たっぷり(鶏が浸かる程度)
調理手順
Step 1
まず、もち米を数回、濁りがなくなるまで丁寧に洗い流してください。洗った後、1時間以上しっかり水に浸しておくと、お米がふっくらと柔らかく炊き上がります。
Step 2
クドゥチャプン、グァバの木、黄耆を準備します。流水で丁寧に洗い、土や汚れをしっかりと落としてください。洗った材料は、参鶏湯を煮込む鍋の底に重なるように敷き詰めてください。これらの材料が鶏肉の臭みを消し、健康的なだしを抽出するのに役立ちます。
Step 3
参鶏湯用の若鶏を準備します。鶏肉の尾の付け根にある余分な脂や、お腹の中に残っている内臓をきれいに取り除いてください。このように下処理した鶏肉を、鍋に敷いた薬草の上に乗せます。その上に、丸ごとのニンニク、生姜、ローリエ、剥いた栗を均等に散らしてください。(お好みでナツメや銀杏を加えても、風味がさらに豊かになります。)
Step 4
鶏肉が完全に浸かるまで、たっぷりと水を注ぎ入れます。強火で蓋を開けたまま、ぐつぐつと煮立たせます。沸騰し始めるまでは、蓋をしない方が良いでしょう。
Step 5
スープがぐつぐつと沸騰し始めたら、鶏肉から浮いてくるアクや余分な脂を丁寧にすくい取ってください。澄んだスープにするためには、この工程が重要です。アクを取り除いた後、火を中火に弱め、蓋をして、鶏肉が中まで柔らかくなるまで約1時間じっくりと煮込みます。
Step 6
アワビを加えるタイミングです。私は下処理済みの冷凍アワビを使ったので、煮込みの途中で加えました。もし新鮮な生きているアワビを使う場合は、最初から鶏肉と一緒に煮込んでも構いません。アワビは長時間煮すぎると硬くなることがあるので、鶏肉がほぼ火が通った頃に加えて、10~15分程度煮るのがおすすめです。
Step 7
合計1時間煮込んだ参鶏湯に、あらかじめ浸しておいたもち米をだしパックに入れます。もち米が固まらず、スープに広がるようにしてください。だしパックごとそのまま鍋に入れ、さらに30分煮込みます。もち米が炊きあがったら、だしパックを取り出して別々に食べても良いですし、残った参鶏湯のスープでおかゆのように炊いて食べても美味しいです。