タッペム(韓国風鶏の煮込み)~海藻風味~
『コンビニ・レストラン』パク・ソルミさんの「バボダッ」レシピに挑戦!
韓国のバラエティ番組『コンビニ・レストラン』で紹介された、女優パク・ソルミさんの「バボダッ」レシピを忠実に再現してみました。「海の宝物」と呼ばれる昆布の深い旨味と、鶏肉のしっかりとした食感が絶妙に絡み合う、ごちそう感あふれる一品です。特別な日のおもてなしはもちろん、普段の食卓を豊かに彩るこの鶏の煮込みで、おうちごはんがワンランクアップすること間違いなしです。
海藻風味 鶏の煮込み 材料- 乾燥昆布 80g(水で戻しておく)
- 鶏もも肉(または骨付き鶏手羽元) 10本
- 大根 1/4本(約200g)
- 玉ねぎ 1個(中サイズ)
- 干ししいたけ 3個
- 万能ねぎ 2~3本
- オイスターソース 大さじ2
- 料理酒(みりんなど) 大さじ3
- 薄口醤油 大さじ2
- 濃口醤油 大さじ2
- 老抽(中国醤油・色付け用) 大さじ2(なければ濃口醤油や薄口醤油で代用可)
- 米あめ(または水あめ、オリゴ糖) 大さじ1
- 長ねぎ 1/2本(白い部分を中心に)
- 青唐辛子 1~2本(お好みで調整)
調理手順
Step 1
鶏肉の臭みを消し、よりすっきりとした味わいに仕上げるための下準備です。鶏もも肉は沸騰したお湯に入れ、約2~3分間さっと茹でます。その後、冷たい流水で丁寧に洗い流してください。このひと手間で、鶏肉の余分なアクや血合いが取り除かれ、格段に美味しい煮込み鶏になります。
Step 2
煮込み鶏の深みのある味わいを引き出すため、野菜を準備します。大根は約1~1.5cm厚さの食べやすい大きさに切ってください。玉ねぎは、大きめにくし切り(4等分または6等分)にします。鍋の底に、これらの下準備した大根と玉ねぎを敷き詰めるように入れます。一緒に煮込むことで、野菜の甘みが溶け出し、煮込み鶏全体の風味を豊かにしてくれます。
Step 3
いよいよ、煮込み鶏の主役たちを鍋にセットして煮込む工程です。鍋底に敷いた大根と玉ねぎの上に、下準備した鶏肉を並べます。水で戻しておいた昆布は、食べやすい大きさに切って一緒に鍋に入れます。干ししいたけは、石づきを取り除いてきれいに洗い、大きめに切って加えます。だしを取るために昆布を戻した水(昆布だし)があれば、鶏肉と昆布がひたひたに浸かるくらいの量を加えてください。もし昆布だしが足りなければ、普通の水や鶏がらスープを使っても大丈夫です。蓋をして中火にかけ、約20~25分間、鶏肉が柔らかくなるまでじっくりと煮込みます。
Step 4
鶏肉が煮えてきたら、味の決め手となる調味料を加えます。料理酒(みりん)大さじ3、薄口醤油大さじ2、濃口醤油大さじ2、オイスターソース大さじ2、老抽(色付け用)大さじ2(なければ省略可)、米あめ(または水あめ)大さじ1をすべて鍋に投入します。香りを添える長ねぎの白い部分は大きめに切って加え、ピリッとした辛味がお好みであれば、青唐辛子を斜め切りにして加えてください。すべての材料が均一に混ざるように強火で一度煮立たせたら、火を中弱火に落とし、さらに10~15分ほど煮詰めます。この間に、煮汁を鶏肉にかけながら煮込むと、より一層味が染み込み美味しく仕上がります。
Step 5
美味しい「バボダッ」の完成です! 煮上がった鶏肉を、彩り豊かに盛り付け用の器に移します。最後に、薬味として万能ねぎを小口切りにして散らしましょう。お好みで、炒りごまを振りかけると、香ばしさが加わり見た目も一層華やかになります。温かいうちにいただくのが一番。昆布と鶏肉の深い旨味を存分に味わってください。