プレーンスコーン
外はサクサク、中はしっとり!究極のプレーンスコーンレシピ
フードプロセッサーなしでも、お家で簡単に作れる絶品プレーンスコーンのレシピをご紹介します。冷たいバターを使い、生地を練りすぎないのが、外はカリッと、中はふんわりとした食感を生み出す秘訣です。このレシピがあれば、初心者の方でもカフェのような本格的なスコーンをいつでも楽しめます。美味しさ保証付きです!
スコーン生地の材料- 中力粉 270g
- ベーキングパウダー 8g
- 無塩バター 110g(冷たい状態)
- 粉砂糖 70g
- 牛乳 75g(冷たい状態)
- プレーンヨーグルト 85g(冷たい状態)
- バニラエッセンス 5g
調理手順
Step 1
スコーンをしっとりさせるための液体材料を準備します。ボウルに、冷蔵庫で冷やしておいたプレーンヨーグルト85g、冷たい牛乳75g、そして風味付けにバニラエッセンス5gを加えて、泡だて器でよく混ぜ合わせます。この混合液は、生地に加える直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。
Step 2
スコーンのサクサク食感を左右する重要な材料、バターを準備します。冷たい無塩バター110gを、1cm角の小さなキューブ状にカットします。バターが溶けないように、作業中はできるだけ冷たい状態を保つことが大切です。
Step 3
次に、粉類を混ぜ合わせます。大きめのボウルに中力粉270gとベーキングパウダー8gをふるい入れます。粉砂糖70gも一緒にふるい入れることで、ダマにならず均一に混ざります。ひとつまみの塩を加えて、甘みと風味のバランスを整えましょう。ボウルの中で、すべての粉類が均一になるように軽く混ぜ合わせます。
Step 4
ふるい入れた粉類の入ったボウルに、準備しておいた冷たいバターの角切りを加えます。カード(スケッパー)や指先を使って、バターを粉と切り混ぜるようにして加えます。バターの塊が小豆大になるまで、約1cmくらいの大きさを目安に、優しく押し付けるように混ぜてください。バターが溶けてクリーム状にならないよう、手早く作業するのがポイントです。
Step 5
バターと粉類が少し混ざったら、今度は指を使ってさらに細かくしていきます。指先で生地をこするようにして、バターの塊をさらに細かくし、粉と混ぜ合わせます。全体がパン粉のような、ポロポロとした状態になるまで混ぜてください。ここで生地をこねすぎるとバターが溶けてしまい、スコーンのサクサク感が失われてしまうので、できるだけ短時間で優しく混ぜるのがコツです。
Step 6
あらかじめ準備しておいた冷たいヨーグルトと牛乳の混合液を生地に加えます。ボウルを回しながら、ゴムベラやカードで生地を「11」の字を描くように切るように混ぜ合わせます。粉っぽさがなくなり、全体がぼんやりとまとまる程度で十分です。混ぜすぎるとグルテンが出てしまい、生地が硬くなる原因になります。
Step 7
生地がまとまってきたら、ボウルの中か軽く打ち粉をした台の上で、手で軽くひとまとめにします。生地をこねないように注意しながら、大まかに丸い形に整えます。この生地を6等分にし、それぞれ約90gずつに計量すると、ちょうど6個のスコーンができます。それぞれの生地を丸めて、スコーンらしい形に整えましょう。
Step 8
成形したスコーン生地を、オーブンシートを敷いた天板に間隔をあけて並べます。180℃に予熱したオーブンで約25分間焼きます。オーブンの機種によって焼き加減が異なるため、温度と時間は目安として、ご家庭のオーブンに合わせて調整してください。表面がきつね色になり、縁がカリッとするまで焼き上げましょう。
Step 9
焼きあがったスコーンは、オーブンから取り出したらすぐに網に移し、完全に冷まします。温かいままでも美味しいですが、しっかり冷ますことで外側のカリッとした食感が際立ち、中のしっとり感もより楽しめます。温かい紅茶やコーヒーと一緒にどうぞ!