ミルフィーユ鍋(重ね鍋)の作り方

さっぱり美味しい!見た目も華やかなミルフィーユ鍋の基本レシピ

ミルフィーユ鍋(重ね鍋)の作り方

食卓が華やぐ、見た目も美しいミルフィーユ鍋。簡単なのに本格的な味わいで、おもてなしにも普段使いにもぴったりです。上品なだしと具材の旨みが溶け込んだ、絶品鍋をぜひお試しください。

料理情報

  • 分類 : スープ / 汁物
  • 材料カテゴリ : 牛肉
  • 状況 : おもてなし
  • 調理法 : 煮る
  • 人分 : 4 人分
  • 調理時間 : 30 分以内
  • 難易度 : 誰でも

主な材料

  • 薄切り牛肉(しゃぶしゃぶ用) 200g
  • 白菜 200g(葉5~6枚程度)
  • 大葉(青しそ) 8枚
  • ベビーパクチョイ(チンゲン菜) 1株
  • しいたけ 2個
  • エリンギ 少々
  • えのき茸 少々
  • もやし 100g

調理手順

Step 1

本日のレシピは、さっぱりとしたお出汁が美味しいミルフィーユ鍋です。見た目も美しく、おもてなしにもぴったりなこのお鍋を一緒に作っていきましょう!

Step 1

Step 2

まず、野菜の下準備をしましょう。白菜は一枚ずつ葉をはがし、きれいに洗って水気をしっかりと拭き取ってください。ベビーパクチョイは根元の汚れている部分を少し切り落とし、流水で丁寧に洗いましょう。しいたけは軸を取り除き、傘の汚れを拭き取ります。エリンギやえのき茸も食べやすいように石づきを取ったり、ほぐしたりしておきましょう。もやしはさっと洗って水気を切っておきます。

Step 2

Step 3

牛肉はキッチンペーパーで軽く押さえるようにして、余分な水分(ドリップ)を拭き取ります。こうすることで、お鍋のスープが澄んで美味しく仕上がりますよ。これで下準備は完了です!さあ、ミルフィーユの層を作っていきましょう。大きめの皿やまな板の上に白菜の葉を広げ、その上に大葉を乗せます。さらにその上に牛肉を1枚乗せ、再び白菜の葉、大葉、牛肉…というように、交互に重ねていきます。(白菜→大葉→牛肉→白菜→大葉→牛肉 の順番で繰り返してください。)

Step 3

Step 4

こうして重ねた具材を、空気が入らないようにきゅっと巻き込みます。まるで太巻きを作るように巻き終わりをしっかり閉じたら、3〜4cm幅の食べやすい大きさに切っていきます。切った具材は、鍋に立てて並べやすいように、断面を下にして軽く押さえておくと良いでしょう。

Step 4

Step 5

次にお鍋を用意します。鍋の底にもやしをたっぷりと敷き詰めます。その上に、下準備しておいたベビーパクチョイ、しいたけ、エリンギ、えのき茸などのきのこ類を彩りよく並べていきましょう。(もし、うどんの生地(すいとん)などがあれば、このタイミングで一緒に入れても美味しいですよ。)

Step 5

Step 6

そして、切っておいたミルフィーユ状の具材を、お鍋の周り、つまりもやしやきのこが置かれている隙間に、円を描くようにきれいに並べていきます。まるで花が咲くような美しい見た目になりますよ。真ん中の空いているスペースにお好みのきのこや野菜を足しても素敵です。

Step 6

Step 7

ミルフィーユ鍋の美味しさを決める、特製だしを作りましょう!大きめの鍋に水1000mlを入れ、昆布、半分に切った玉ねぎ、丸ごと長ねぎ、ざく切りにした大根を入れて強火にかけます。沸騰したら、昆布、玉ねぎ、長ねぎ、大根は取り出してください。その後、だし用の醤油、魚醤、塩(お好みで)を加えて味を調えます。こうして出来上がった、澄んだ美味しいだしを、具材を並べたお鍋に静かに注ぎ入れます。具材が半分〜2/3くらい浸るくらいの量が目安です。

Step 7

Step 8

さあ、あとは火にかけて煮込むだけ!お鍋を食卓に運び、中火にかけて煮立たせます。沸騰したら弱火〜中火にし、具材に火が通るまで5〜7分ほど煮込みます。お好みで、ポン酢やごまだれなど、お好みのつけだれを添えてお召し上がりください。温かいおだしと、お肉や野菜の旨みが溶け合った優しい味わいがたまりません。ぜひ、この冬はミルフィーユ鍋で温まってくださいね。

Step 8



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