レンジで簡単!もちもち食感の半生干し芋
食品乾燥機なしでレンジで作る、しっとり美味しい自家製干し芋

最近、健康志向のおやつとして人気の「ドライフルーツ・ドライベジタブル」ですが、中でも干し芋は老若男女問わず愛される逸品ですよね!食品乾燥機がなくても大丈夫。ご家庭にある電子レンジを上手に活用して、もちもちで甘い半生干し芋を簡単に手作りする方法をご紹介します。調理工程は少し手間がかかるかもしれませんが、その分、美味しさは格別です。さあ、一緒に作ってみましょう!
主な材料- 蒸したさつまいも 3〜4本(蜜芋、米芋、かぼちゃ芋など、お好みの種類で)
- クッキングシート
調理手順
Step 1
まず、さつまいもをきれいに洗い、皮ごと蒸します。蒸しあがったら、完全に冷ましてから皮をむいて準備しましょう。私は甘みの強い蜜芋を使いましたが、米芋やカボチャ芋など、どんな種類のさつまいもでも美味しく仕上がります。

Step 2
皮をむいたさつまいもを、食べやすい大きさにカットします。あまり薄く切りすぎると崩れやすくなるので、厚さ1〜1.5cm程度に均一に切るのがおすすめです。

Step 3
電子レンジ対応のお皿の上にクッキングシートを敷きます。その上に、カットしたさつまいもを重ならないように並べていきます。こうすることで、お皿にくっつくのを防ぎ、水分の蒸発を助けます。

Step 4
並べたさつまいもをお皿ごと電子レンジに入れます。

Step 5
ここからが乾燥工程です。この作業は少し繰り返しになりますが、もちもち食感を作るために重要です。まず、電子レンジで2分加熱し、その後2分休ませます。この「2分加熱+2分休む」をもう1回繰り返します(合計2分加熱+2分休む × 2回)。次に、1分30秒加熱し、2分休ませます。最後に、もう一度1分30秒加熱します。**********途中でさつまいもが冷めてしまったら、裏返してから上記の工程をもう一度繰り返すと、より効果的です。(この時、さつまいもが冷めていたら、温め直すような感覚で加熱してください。)

Step 6
電子レンジで加熱中、さつまいもの表面に水滴がつくことがあります。これはさつまいもの中の水分が蒸発している証拠ですが、キッチンペーパーなどでこまめに拭き取ると、よりきれいに乾燥させることができます。この水分を取り除くことが、もちもち食感の秘訣です。

Step 7
2分ずつ2回加熱して休ませた後、取り出したさつまいもの様子です。表面に見える白い泡は、さつまいもの糖分が水分とともに蒸発する際に生じる自然な現象ですので、ご安心ください。甘みが凝縮されている証拠です!

Step 8
時間が経つにつれて、さつまいもが次第に形を整え、もちもちとした状態に変化していくのを感じられるはずです。

Step 9
表面が徐々に乾いていき、指で触ってもベタつかず、サラッとした状態になれば、乾燥はうまくいっています。

Step 10
電子レンジでの加熱がすべて終わった干し芋は、そのまま食べても美味しいですが、お好みで室温で半日ほどさらに自然乾燥させると、よりしっとりともっちりとした食感になります。自然乾燥させることで水分量をさらに減らすと、保存期間も長くなります。

Step 11
じゃーん!しっとり、もっちりとした半生干し芋の完成です。見た目からして美味しそうですね!

Step 12
一口食べると、ふんわりと柔らかいのに、噛むほどにもちもちとした食感が口いっぱいに広がります。まるでさつまいものゼリーを食べているような感覚で、さつまいも本来の甘みがそのまま生きており、お子様のおやつにも、大人がお茶と一緒に楽しむデザートにも最適です!




