夏にぴったり!オクラの山形だし(日本風漬物)の作り方
オクラ料理 / 山形だし (日本風漬物)
女性の指に似たユニークな形から「レディフィンガー」とも呼ばれるオクラは、夏の健康を守る宝のような野菜です。ネバネバ成分にはムチンやペクチンが豊富に含まれており、コレステロール値を下げ、血管の健康をサポートする役割があります。また、豊富なカリウムは体内の老廃物を排出するのに効果的で、食物繊維は腸の健康を促進し、便秘の改善や大腸がんの予防にも役立つ可能性があります。特にオクラは納豆との相性が抜群で、納豆のタンパク質の吸収率を高めてくれます。噛むほどに広がる香ばしい風味とシャキシャキとした食感が楽しめるオクラを使って、食欲がない時でもご飯のおかずやおつまみに最適な、冷たくて美味しい山形だしを作りましょう。日持ちもするので、とても実用的な日本風漬物です。
* 新鮮なオクラの選び方 *
1. 表面にきめ細かな産毛が密生しているものが新鮮です。
2. 莢(さや)の緑色が鮮やかで濃いほど良いものです。
3. 形がまっすぐで、表面がつるんとしているものを選びましょう。
4. ヘタの部分がはっきりと角ばっているものが良いです。
00:10 – オクラの鮮度を保つ下処理と保存方法
04:23 – シャキシャキでさっぱり!オクラの山形だし(日本風漬物)レシピ
主な材料- 新鮮なオクラ 4本
- ナス 1/2個
- キュウリ 1/2本
- 粗塩 少々(ナスの塩漬け用)
山形だし調味料- 冷水 100ml
- 濃口醤油 大さじ3
- みりん 大さじ2
- 乾燥昆布 1枚(約5x5cm)
- かつお節 10g
- 冷水 100ml
- 濃口醤油 大さじ3
- みりん 大さじ2
- 乾燥昆布 1枚(約5x5cm)
- かつお節 10g
調理手順
Step 1
きれいに洗ったオクラはヘタを切り落とし、5mm角くらいの非常に細かいみじん切りにします。刻む際にネバネバした粘液質が出てくるため、包丁にくっつかないように、こまめに包丁を洗うか、拭きながら刻んでください。フードプロセッサーを使えば、より細かく刻むことができます。
Step 2
ナスもオクラと同様に5mm角くらいの細かいみじん切りにします。刻んだナスはボウルに入れ、粗塩少々を加えて、ぬるま湯約100mlを注ぎ、10分ほど浸けて、シャキシャキとした食感を出し、アクを抜きます。
Step 3
ナスから出た漬け汁をしっかりと絞り、水分を完全に切ります。ナスを強く絞りすぎると崩れてしまう可能性があるので、優しく押すようにして水気を切ってください。
Step 4
キュウリは縦半分に切り、スプーンで種の部分をこそげ取って取り除きます。その後、ナスやオクラと同様に5mm角くらいの細かいみじんにします。種を取り除くことで、水っぽくなるのを防ぎ、すっきりと仕上がります。
Step 5
下準備して刻んだオクラ、水気を切ったナス、種を取り除いて刻んだキュウリをすべてきれいなボウルに一緒に入れます。材料が均一に混ざるように、軽く和えてください。
Step 6
小さな鍋に冷水100ml、濃口醤油大さじ3、みりん大さじ2、乾燥昆布1枚を入れて中弱火で加熱します。沸騰し始めたら昆布を取り出し、かつお節10gを加えて1分ほど煮てから火を止めます。かつお節は長く煮すぎると苦味が出る場合があるので注意してください。