娘が初めて作ったお餅:あんこ乗せのせぎ
娘が初めて作った、甘さ控えめなあんこ乗せせぎ餅
前回、あんこ作りに挑戦した娘が、今回はそのあんこを使って、せぎ餅作りに挑戦!お母さんが娘に一つ一つ丁寧に教える、世界に一つだけの特別な初めてのお餅作りのレシピをご紹介します。お子さんと一緒に、特別な思い出を作りましょう。
餅生地の材料- 冷凍米粉 900g(国産または湿式米粉推奨)
- 塩 3/4 大さじ
- 砂糖 9 大さじ
- あんこ 3カップ(お好みで調整可)
- 水 7大さじ(米粉の状態によって加減)
調理手順
Step 1
今日使う米粉は、韓国のスーパーでよく売られている、2ポンド(約900g)単位で冷凍された湿式米粉です。(海外にお住まいの方も手に入れやすいですよ!)もしお使いの米粉にすでに塩分が入っているか、必ず確認してくださいね。この米粉は、ほんのり塩味がついていました。
Step 2
塩味がついている米粉に、水を加えて生地を作っていきましょう。最近韓国で売られている餅用の粉は、ほとんどが味付けされているので、パッケージの表示をよく読むことが大切です。水の量をうまく調整することが、せぎ餅作りの鍵!実は、プレーンな白せぎ餅(ペクせぎ)が上手に作れれば、どんなせぎ餅でも自信を持って作れるようになります。米粉900gに対し、水7大さじを加えて生地をこねたところ、しっとりとしてまとまる、ちょうど良い状態になりました。(参考:通常、米粉1kgに対して水は9〜10大さじが一般的ですが、米粉の状態や湿度によって調整してください。)
Step 3
生地をこねた米粉を、目の細かいザルで一度ふるってください。手のひら全体を使って優しく押し出すようにふるうと、ダマなくきれいに仕上がります。ふるっている間に、蒸し器のお湯をしっかりと沸騰させてください。お湯が沸騰し始めたら、ふるった米粉に砂糖を加えて軽く混ぜ合わせます。砂糖をあまり早く混ぜすぎると、餅の食感がパサついてしまうことがあるので、蒸す直前に混ぜるのがおすすめです。
Step 4
お餅を蒸す前に、蒸し器の準備をしておきましょう。蒸し器の底にクッキングシートを敷き、その上に蒸し器の網(シルー)を乗せ、最後に丸い型(ムースリングなど)をその上に置きます。このように準備すると、お餅が蒸し器の底にくっつくのを防ぎ、きれいな形に仕上げることができます。
Step 5
今日はあんこを使った「あんこ餅」にします。蒸し器の網の上に、準備したあんこを1カップまず薄く敷き詰めてください。もしあんこを使わずに白いペクせぎにする場合は、この工程は省略して、米粉だけを直接入れてください。
Step 6
いよいよ米粉とあんこを層にして重ねていきます。あんこ1カップ、米粉3カップ、あんこ1カップ、米粉3カップの順に重ね、最後に残りのあんこ1カップを上に乗せて完成です。層になったら、型を優しく左右に動かして、米粉と型の間に約2mm程度のわずかな隙間を作ってください。こうすることで、お餅が蒸されて膨らんだ時に型から外しやすくなります。もし蒸し器のスペースに余った米粉があれば、型の周りの空いている場所に一緒に入れて蒸してください。無駄なくすべて使い切ることができます。
Step 7
蒸し器のお湯が勢いよく沸騰していることを確認したら、準備したお餅の蒸し器を乗せます。蒸気が出始めたら、20分間お餅を蒸してください。20分後、火を弱火にして5分間蒸らせば、美味しいせぎ餅の出来上がりです。
Step 8
娘が人生で初めて自分で作ったお餅です。不器用ながらも一生懸命頑張って完成させた姿を見て、お母さんとして本当に嬉しく、誇らしい気持ちになりました。一緒に作ったこのお餅は、さらに特別なものに感じられます。
Step 9
お餅の上に散らばったあんこが、甘くて香ばしい風味を加え、お餅の美味しさを一層引き立てているようです。
Step 10
今回のお餅作りが楽しかった娘は、これからは数日間、お餅だけ食べたいと言っています!「こんなに簡単だなんて、もっと早く作ればよかった」と言う娘を見て、次は違う種類のお餅も一緒に作ってみようと思いました。白せぎ餅さえ上手に作れれば、本当に世の中のすべてのお餅ケーキが作れるのだということを、改めて実感しました。