家族みんなで楽しめる、甘くてほっとする味。本格的な冬至の小豆粥(パッチュク)
本格的な小豆粥(パッチュク)の作り方:冬至にぴったりの伝統レシピ
小豆粥が大好きな旦那さんのために、心を込めて炊いてみました。冬至の時期に家族みんなで楽しめるよう、詳しい作り方とコツを盛り込んだレシピをご紹介します。
材料- 戻した小豆 2カップ(計量カップ)
- ご飯 2人分
- もち米粉 5大さじ
調理手順
Step 1
まず、小豆2カップ(計量カップ)をきれいに洗います。たっぷりの水を加えて一晩(約8時間以上)、しっかりと戻しておくと、翌日のお粥炊きがよりスムーズになります。
Step 2
翌朝、戻した小豆を見ると、ふっくらと膨らんでいるのが確認できます。このまま次の工程に進みましょう。
Step 3
戻した小豆を鍋(または深めのフライパン)に移し、小豆がかぶるくらいの水を加えて一度煮立たせます。沸騰したらすぐに火を止めてください。このひと手間により、小豆のえぐみが少し取れ、よりすっきりとした味わいになります。
Step 4
一度茹でた小豆をザルにあけて水気を切ります。その後、冷たい水でさっと洗い流すと、さらにきれいな仕上がりになります。
Step 5
きれいに洗った小豆を再び鍋に戻し、今度は小豆の量の約3倍の水(目安)を加えて再び火にかけます。小豆が柔らかく煮崩れるまで、じっくりと煮込むのがポイントです。
Step 6
小豆が柔らかく煮崩れるまで強火で煮込み、水分が減ってきたら弱火にして、必要であれば水を足しながら、合計で40~50分ほどじっくりと煮込んでください。小豆の粒が潰れるくらい、ほろほろになるまで煮込めると良いでしょう。
Step 7
よく煮えた小豆は、鍋からボウルに移します。ハンドブレンダーを使って小豆を潰していきます。あまり細かくしすぎず、小豆の粒感が少し残る程度に潰すと、食感が楽しめて美味しいです。
Step 8
ハンドブレンダーで潰した小豆の状態です。なめらかでありながら、小豆の風味もしっかりと感じられる仕上がりです。
Step 9
潰した小豆を再び鍋に戻し、水約500mlを加えて、お粥の濃度を調整します。お好みのとろみに合わせて水の量を調整してください。
Step 10
次に、ご飯2人分を用意します。ご飯がお粥に加わることで、食べ応えが増し、満足感が得られます。
Step 11
用意したご飯を鍋に加え、小豆と一緒に煮込みます。この時、火加減は強火ではなく、中弱火にしてください。そうすることで、ご飯がお鍋の底にくっつくのを防ぐことができます。ご飯粒がお粥とよく混ざるように、時々かき混ぜながら煮るのが大切です。
Step 12
お粥にもちもちとした食感を加えるために、すいとん(田舎汁粉に入れる団子)を作る方法もありますが、今回は手軽に作れるように、もち米粉を使います。
Step 13
お粥にもち米粉を5大さじほど加え、よく混ぜながら煮てください。もち米粉が火を通るにつれて、お粥が自然にとろみを増していきます。お好みのとろみになったら完成です!
Step 14
おいしい冬至の小豆粥(パッチュク)が完成しました!このままでも美味しいですが、お好みで塩や砂糖を加えて味を調えていただくと、さらに美味しくいただけます。温かいうちに召し上がることをお勧めします。