新鮮アワビの下処理と蒸し方完全ガイド
海の宝石、アワビ!簡単下処理方法と絶品蒸し時間の秘訣
「海の高麗人参」と称される栄養満点のアワビ!複雑そうに見えるアワビの下処理を、簡単かつ丁寧に行う方法をマスターしましょう。おもてなしにも最適な、美味しいアワビの蒸し料理の作り方もご紹介します。ご家庭で贅沢な海の幸をぜひお楽しみください。
主材料- 新鮮な活アワビ 12個
調味料・添え物- 粗塩 大さじ0.5(アワビの洗浄用)
- ごま油 大さじ1(つけダレ用、お好みで)
- 粗塩 大さじ0.5(アワビの洗浄用)
- ごま油 大さじ1(つけダレ用、お好みで)
調理手順
Step 1
新鮮な活アワビを12個用意します。生きているアワビを使うと、最も新鮮で美味しい状態を楽しめます。
Step 2
アワビの表面の黒ずんだ汚れをきれいにしていきます。アワビの表面と殻の隙間を歯ブラシで優しくこすってください。強くこすりすぎると身が剥がれてしまうことがあるので、身の繊維に沿ってゆっくりこするのがコツです。アワビの下処理には色々な道具を試しましたが、細かい毛の歯ブラシが最も効果的でした。
Step 3
普通の歯ブラシの細かい毛だと力が弱い場合があるので、少し硬めの歯ブラシを使うか、殻の内側もしっかりと歯ブラシで磨きましょう。生臭さが気になる方は、歯ブラシで洗った後、5分ほど塩水に浸けてから洗い流すと、臭み消しにさらに効果的です。
Step 4
きれいに下処理したアワビは、蒸し器に並べて蒸していきます。蒸し器には水をたっぷり入れ、強火で蒸してください。
Step 5
強火で約15分蒸すと、アワビの身も肝もすべて美味しく仕上がります。15分という時間は、アワビの大きさによって多少前後しますが、一般的に適した時間です。
Step 6
火を止めた後も、すぐに蓋を開けずに5分ほどそのまま置いておきます。余熱でアワビの芯までしっかりと火を通すことで、より柔らかい食感を楽しめます。
Step 7
このように蒸したアワビは、そのままごま油や醤油につけて食べても絶品です。特に、お客様をおもてなしする際の前菜やメイン料理として最適です。
Step 8
アワビの身と殻を分離する際は、スプーンを使うのが最も簡単で安全な方法です。スプーンの先端をアワビの身と殻の間に差し込み、「すくい取る」ようなイメージで優しく動かすときれいに剥がれます。
Step 9
ご覧の通り、スプーンを使うことでアワビの身が崩れたり傷ついたりすることなく、簡単にきれいに剥がすことができました。
Step 10
アワビの肝は鮮やかな緑色をしていることがあります。この肝は、別にとっておいて切ると、よりきれいに盛り付けられます。アワビ粥にしても良いですが、面倒な場合はそのまま活用しても大丈夫です。
Step 11
アワビの口の部分にある硬い歯を取り除きます。包丁の先で歯の部分をぐっと押し込み、引き抜くようにすると簡単に取れます。
Step 12
このように歯まで取り除いたアワビは、お好みの大きさに切って召し上がってください。薄くスライスして刺身にしたり、炒め物、焼き物など、様々な料理に活用できます。これでアワビの下処理は完了です!
Step 13
ご家庭でも簡単に、そして本格的に楽しめるアワビの蒸し料理にぜひ挑戦してみてください!