昔ながらの懐かしの味!空洞パン(コンガルパン)を手作りしよう
最近見かけなくなった冬のおやつ、空洞パン(コンガルパン)を作ってみませんか?
最近、空洞パン(コンガルパン)を売っているお店を見かけることが少なくなりましたね。寂しい気持ちで、子供の頃の思い出をたどるように、美味しい空洞パンを自分で作ってみました。ホットクとはまた違った魅力があり、中はあっさり、外は甘くふっくらと膨らむ空洞パンは、大人から子供までみんなが好きな味です。外はカリッと、中は甘くてもちもちの空洞パンのレシピを公開します!
生地の材料- 強力粉 200g
- インスタントドライイースト 4g
- 砂糖 20g
- 塩 2g
- ぬるま湯(約40℃)100g
- サラダ油 20g
調理手順
Step 1
大きめのボウルに強力粉200g、インスタントドライイースト4g、砂糖20g、塩2gを入れ、泡立て器や手で軽く混ぜ合わせます。粉類が均一に混ざることが大切です。
Step 2
約40℃に温めたぬるま湯100gを加え、ゴムベラや手で材料がひとまとまりになるまで軽く混ぜ合わせます。最初は粉っぽく見えても大丈夫です。
Step 3
粉っぽさがなくなり、ひとまとまりになったら、サラダ油20gを加え、生地がなめらかになるまでこね始めます。サラダ油を加えることで、生地がより滑らかになり、弾力が出てきます。
Step 4
生地を作業台に取り出し、表面がなめらかで弾力が出るまで5〜7分ほどしっかりとこねます。手のひらで生地を押し伸ばすようにして折りたたむ作業を繰り返すことで、グルテンが形成され、よりもちもちとした食感になります。
Step 5
なめらかになった生地を約40gずつに分割します。分割した生地は、手のひらで転がしながら、表面がきれいな丸い形に整えます。
Step 6
丸めた生地を台の上に並べ、濡れ布巾やラップをかけて、暖かい場所で約30分〜1時間、生地が約2倍の大きさになるまで一次発酵させます。発酵時間は室温によって変わることがあります。
Step 7
生地が発酵している間に、フィリングの材料を準備します。ボウルに黒砂糖200g、ピーナッツ(粗みじん切り)50g、炒り大豆粉(コンガル)20gを入れ、均一に混ぜ合わせます。ピーナッツの粗さを調整したり、他のナッツ類を加えても美味しいです。
Step 8
一次発酵が終わった生地は、手で軽く押さえてガスを抜きます。再び40gずつに分割して丸め直します。生地を薄く広げ、準備しておいたフィリングをたっぷりとのせます。生地の端をしっかりとおさえ、フィリングが漏れ出さないようにしっかりと閉じます。
Step 9
フィリングを包んで閉じた生地を、作業台の上に乗せ、めん棒や手で薄く平たく伸ばしていきます。強く押しすぎるとフィリングがはみ出る可能性があるので注意してください。一般的な空洞パンの厚さになるように広げます。
Step 10
180℃に予熱したオーブンで、約10〜15分焼きます。パンの表面が焦げすぎないように、途中で様子を見ながら、きれいなきつね色になるまで焼き上げると、美味しい空洞パンの完成です。オーブンの機種によって、焼く時間や温度は調整してください。