春の香りを楽しむ、ごちそう「つくし」のチヂミレシピ
旬のつくしで作る美味しいチヂミ!春の息吹を食卓に。
春にだけ味わえる貴重な「つくし」を使った、香り高く美味しいチヂミのレシピをご紹介します。シンプルな材料で、特別な春の味覚を楽しめます。ほんのりとした苦味と爽やかなつくしの風味が、チヂミになることでさらに魅力的になります。初心者の方でも簡単に作れるよう、詳しい工程を記載しました。
主な材料- 下処理済みのつくし 100g
- 水 2L(下茹で用)
- 塩 1大さじ(下茹で用)
- チヂミ粉 1カップ(紙コップ計量)
- 水 1カップ(紙コップ計量、生地用)
- 卵 1個
- サラダ油 大さじ3(または適量)
調理手順
Step 1
鍋につくしを下茹でするための水を2Lほどたっぷりと用意します。水が沸騰したら、塩大さじ1を加えます。塩を加えることで、つくしの苦味が和らぎ、色もより鮮やかになります。
Step 2
下処理済みのつくしを沸騰したお湯に入れます。この時、つくしの硬い茎の部分からお湯に触れるように入れ、約20秒ほどさっと茹でるのがコツです。茹ですぎると、つくしの食感や栄養が損なわれてしまいます。
Step 3
茹で上がったつくしはすぐに取り出し、冷たい水で洗い流してください。冷水で急冷することで、つくしのシャキシャキとした食感を保ち、調理中に煮崩れるのを防ぎます。手で軽く水気を絞って取り除いてください。
Step 4
お茶碗くらいの大きさのボウルに、チヂミ粉1カップ(紙コップ計量)、水1カップ(紙コップ計量)、そして卵1個を割り入れてください。泡立て器や箸を使って、粉っぽさがなくなり、ダマにならないよう滑らかになるまでよく混ぜて生地を作ります。ゆるすぎないように生地の濃さを調整してください。
Step 5
中火で熱したフライパンに、サラダ油大さじ3を多めにひきます。フライパンを傾けて、油が全体に均一に広がるようにします。
Step 6
作った生地につくしを全て入れ、生地が均一に絡むよう優しく混ぜ合わせます。次に、生地をまとったつくしを熱したフライパンに流し入れ、菜箸やフライ返しを使って形を整えながら広げてください。ガスコンロの火は中火を維持することで、焦げ付かずに中までしっかり火を通すことができます。
Step 7
片面がきつね色に焼けたら裏返し、反対側も同じような焼き色がつくまで焼きます。両面が食欲をそそる黄金色になったら、香り高い美味しいチヂミの完成です。温かいうちに召し上がると、春の爽やかさを存分に感じられます。