温かく濃厚な小豆粥(パッチュク)
自家製パッチュクの作り方:小豆の茹で方からとろみの調整まで
丁寧に煮込んだ小豆を使った、深みとコクのある小豆粥(パッチュク)のレシピをご紹介します。小豆の美味しい茹で方から、なめらかな食感のとろみ調整のコツまで、どなたでも簡単に作れるよう詳しく解説します。
材料- 小豆 700g(下茹でして小分け冷凍しておくと便利)
- もち米粉 1カップ
- 塩 少々
- 砂糖(または蜂蜜) 適量
- 松の実 少々(飾り用)
調理手順
Step 1
まず、小豆を数回丁寧に洗いましょう。私は700gほどの小豆を一度に茹でて、1回分ずつ小分けにして冷凍保存しています。こうしておくと、小豆粥が食べたいときにとても便利なんですよ。
Step 2
きれいに洗った小豆は、別で水に浸しておく必要はありません。鍋に小豆だけを入れ、ひたひたになるくらいの水を加えて一度ぐつぐつと沸騰させてください。沸騰したお湯はすべて捨て、小豆だけを取り出します。この工程は、小豆の渋みや不純物を取り除くのに役立つと言われています。
Step 3
次は小豆を煮る工程です。鍋に小豆と水を1:1の割合で入れ、圧力鍋を使って煮込みましょう。圧力鍋の蓋を閉め、強火で圧力がかかったら、弱火にして40分間煮てください。こうすると、小豆がとても柔らかく煮えます。
Step 4
圧力鍋の圧力が完全に抜け、蒸らし終わるのを待ってから蓋を開けてください。
Step 5
茹で上がった小豆を、使う分だけミキサーに移してください。小豆がかぶるくらいの水を加えます。小豆の量よりも少し多めに水が入るように調整してください。
Step 6
ミキサーに入れた小豆と水を、なめらかになるまでよく撹拌してください。小豆の粒が残らないように、クリーミーに仕上げるのがポイントです。
Step 7
撹拌した小豆に、もち米粉を少しずつ加えながら、お好みのとろみに調整してください。もち米粉の代わりに、水でもどして撹拌したもち米を使っても良いでしょう。好みのとろみになるまで、もち米粉の量を加減してください。
Step 8
いよいよ小豆粥を煮る段階です。鍋に撹拌した小豆ともち米粉を入れ、塩を少々加えて味を調えます。小豆粥は底が焦げ付きやすいので、箸やヘラで絶えずかき混ぜながら煮るのが重要です。吹きこぼれないように火加減に注意しながら、ゆっくりと煮てください。砂糖を加えて、お好みの甘さに調えます。
Step 9
お好みで砂糖の代わりに蜂蜜を加えても、とても美味しくいただけます。食べる直前に加えると、より一層風味が豊かになります。