白菜の外葉で作る!素朴でコク深いウゴジ(干し白菜)の味噌汁
白菜の外葉の干し方・茹で方・保存法と、絶品ウゴジの味噌汁レシピ
捨ててしまいがちな白菜の外葉を、賢く下処理して美味しいウゴジ(干し白菜)に変身させましょう!素朴な味噌汁はもちろん、様々なお料理に活用できるウゴジの作り方から保存法、そして美味しい味噌汁の作り方まで、詳しくご紹介します。余った野菜を活用する楽しさを、一緒に味わってみませんか?
主な材料- 白菜の外葉(お好みの量)
調理手順
Step 1
まず、準備した白菜の外葉を鍋にたっぷり入れ、葉がしっかり浸るくらい米のとぎ汁を注ぎます。米のとぎ汁を使うと、白菜の青臭さが和らぎ、柔らかくコクのある味わいになります。
Step 2
鍋に蓋をして強火でぐつぐつと煮立たせます。沸騰したら火を中火に弱め、約50分間、ゆっくりと柔らかくなるまで煮込みます。こうしてじっくり煮込むことで、白菜の外葉が柔らかくほぐれ、味噌汁に深みのある味わいをもたらします。
Step 3
柔らかく煮えたウゴジは、鍋から取り出して冷たい水で数回丁寧に洗い、汚れを落とします。その後、きれいな水に2〜3時間ほど浸しておきます。この工程で、ウゴジの青臭さや渋みをすっきりと取り除くことができます。
Step 4
臭みが抜けたウゴジは、食べやすいように手で適当な大きさに裂きます。あまり細かくせず、適度な長さに裂いたら、少量の水と一緒に保存容器やジップロックに入れ、冷凍庫で保存してください。こうして冷凍保存しておけば、いつでも新鮮なウゴジを使うことができます。
Step 5
このように冷凍保存したウゴジは、カムジャタン(豚骨鍋)やプデチゲ(部隊鍋)などの鍋料理にたっぷり加えると、スープの味が格段に深まり豊かになります。柔らかく煮えたウゴジが、お料理の美味しさを一層引き立ててくれるでしょう。
Step 6
でも、私が一番おすすめする方法は、なんといってもウゴジの味噌汁です!冷凍保存したウゴジを必要な分だけ取り出し、冷水で解凍した後、食べやすい大きさに細かく刻みます。あまり薄く刻みすぎると食感がなくなるので注意しましょう。
Step 7
刻んだウゴジに、味噌170g、米粉(湿式)80g、エゴマの粉40g、すりおろしニンニク大さじ6、みじん切り玉ねぎ1.5個(約300g)、そして青唐辛子2〜3本を加えて、手でよく混ぜ合わせます。米粉を加えることで、汁にとろみがつき、香ばしさが増します。青唐辛子はピリッとした辛味を加え、味噌汁のこってり感を和らげてくれます。
Step 8
味付けしたウゴジを保存容器やジップロックに入れて冷凍庫に保存しておけば、食べたい時に手軽に味噌汁を作れます。だし用の煮干しと昆布で出汁を取り、この味付けしたウゴジを加えて煮立たせれば、香ばしく深みのあるウゴジの味噌汁があっという間に完成します。ご飯が何杯でも進む美味しさですよ!
Step 9
別の方法としては、白菜の外葉をきれいに洗い、水気をしっかり切ってから、直射日光の当たらない、風通しの良い場所で数日間乾燥させて、乾燥ウゴジを作る方法もあります。乾燥ウゴジはまた違った魅力的な風味を醸し出します。