給食の味!ふわふわ卵蒸し
懐かしい給食の卵蒸しを家庭で再現!簡単レシピ
卵蒸しには色々なレシピがありますが、時々無性に食べたくなるのが学校給食で出た、あの優しい味の卵蒸しですよね。あの給食の卵蒸しは、他のおかずとは一味違う、格段に柔らかくて美味しく感じられる特別な存在でした。今回は、そんな懐かしい給食の味を自宅で再現できる、簡単でふんわり美味しい卵蒸しを作ってみました。口の中でとろけるような食感と、上品な旨味がたまらない、あの頃の味をお楽しみください。
主な材料- 卵 6個
- かつお昆布だし 150g
- 塩 小さじ1
調理手順
Step 1
まずは、卵蒸しに彩りと風味を加えてくれる野菜を準備しましょう。にんじん、長ねぎ、玉ねぎをきれいに洗い、みじん切りにします。冷蔵庫にある他の野菜(例:ズッキーニ、きのこ類など)を使ってもOKです。お好みの野菜で、自分だけの卵蒸しを作ってみてくださいね。
Step 2
ボウルに卵を6個割り入れ、菜箸などで黄身を崩し、卵白のコシを切るように優しく溶きほぐします。そこに、かつお昆布だし150gと塩小さじ1を加えて、卵がダマにならないように全体が均一になるまで混ぜ合わせます。泡立て器を使うと、より滑らかに溶きほぐせますよ。
Step 3
かつお昆布だしがない場合は、水150gに乾燥昆布を10分ほど浸け置きした昆布だしでも代用できます。かつお節、昆布、干し椎茸などを一緒に煮出しただしを使うと、より深みのある旨味を引き出すことができます。水ではなく、だしを使うことで、卵蒸しが格段に美味しくなります。
Step 4
蒸し器で使う器の内側に、ごま油を薄く塗っておきましょう。卵液が器にくっつくのを防ぎ、ごま油の香りがほんのり移って美味しくなります。卵液は、目の細かいザルなどで一度濾してから器に流し入れると、より滑らかで、きめ細やかな食感の卵蒸しに仕上がります。卵白のコシや溶ききれなかった塊が取り除かれ、口当たりが良くなります。
Step 5
蒸し器に入る耐熱性のガラス製や陶器製の器を用意します。卵蒸しは加熱すると膨らむので、器の縁までぎりぎりまで入れず、少し余裕を持たせてください。今回は、中身が見やすいように透明なガラス製の器を使いました。
Step 6
器に卵液を流し入れたら、その上に、あらかじめみじん切りにした野菜を彩りよく均一に散らしていきます。カラフルな野菜が、卵蒸しをさらに美味しそうに見せてくれます。
Step 7
いよいよ蒸し工程です。蒸し器にお湯を沸かし、沸騰したら、卵液を入れた器をそっと入れ、蓋をして弱火~中火で約25分間蒸します。火加減は重要で、強火すぎると焦げ付いたり、固くなりすぎるので、じっくりと蒸すのがコツです。
Step 8
25分経ったら、竹串などを卵蒸しの中心に刺してみて、透明な汁が出れば蒸し上がりです。もし、卵液が串についてくるようであれば、火をさらに弱めて3~5分ほど追加で蒸してください。しっとり、ふんわりとした給食風の卵蒸しの完成です!温かいうちに、どうぞ召し上がれ!