英国家庭料理「トード・イン・ザ・ホール」の作り方:外はカリッと、中はふんわり!ソーセージの絶品オーブン料理
[英国家庭料理] 揚げないのにカリカリ!みんな大好き「トード・イン・ザ・ホール」レシピ
トード・イン・ザ・ホール(Toad in the Hole)は、イギリスの伝統的な家庭料理です。「穴の中のカエル」というユニークな名前とは裏腹に、ふわふわの生地の中にジューシーなソーセージを丸ごと入れてオーブンで焼き上げる、魅惑的な料理です。最近では冷凍食品としても手軽に楽しめるようになりましたが、ぜひご自宅で手作りして、より特別な味わいをお楽しみください。ごろごろ入ったソーセージと、外はカリッと、中はしっとりとした生地の組み合わせに、きっと夢中になるはずです!
生地の材料- 薄力粉 100g
- 新鮮な卵 2個
- 水 100ml
- 牛乳 100ml
調理手順
Step 1
大きめのボウルに新鮮な卵を2個割り入れ、水100mlと牛乳100mlを加えて、泡だて器でよく混ぜ合わせます。卵の臭みが残らないよう、なめらかに溶きほぐすのがポイントです。
Step 2
薄力粉100gをボウルにふるい入れます。ふるうことで粉のダマがなくなり、よりなめらかな生地になります。ここで塩ひとつまみを加え、粉っぽさがなくなるまで泡だて器でしっかりと混ぜ合わせます。(混ぜすぎるとグルテンが出て生地が硬くなることがあるので注意してください。)
Step 3
生地が完成したらラップをかけ、冷蔵庫で最低1時間、できれば一晩寝かせると、より風味豊かに仕上がります。すぐに食べたい場合は、生地を室温で約30分ほど休ませてから使っても、十分美味しいトード・イン・ザ・ホールが楽しめます。寝かせることで生地の味が馴染み、美味しくなります。
Step 4
オーブン対応の厚手の耐熱皿(スキレットやグラタン皿など)にサラダ油をたっぷりと注ぎ、200℃に予熱したオーブンで約15分間、しっかりと予熱します。油が熱々になることで、生地を入れた瞬間に膨らみ、外側がカリッとなります。
Step 5
オーブンで皿を予熱している間に、フライパンにソーセージを入れ、中弱火で両面がきつね色になるまでじっくりと焼きます。ソーセージから脂が出てくることがあるので、必要であればキッチンペーパーで拭き取りながら焼いてください。この工程でソーセージの旨味が増します。
Step 6
熱々に予熱されたオーブン皿を慎重に取り出し(火傷に注意!)、あらかじめ焼いておいたソーセージをその中に並べ入れます。ソーセージは丸ごと入れても良いですし、写真のように食べやすい大きさにカットして入れても構いません。生地を流し込む前にソーセージを配置しておくと、均一に仕上がります。
Step 7
冷蔵庫から出した生地は、流し込む直前に泡だて器で軽くもう一度混ぜます。そして、熱いソーセージが入った耐熱皿に、生地をそっと流し込みます。オーブンの温度を200℃に保ったまま、約20分から30分、生地がこんがりと膨らみ、縁がカリッとするまで焼き上げてください。焼いている最中にオーブンのドアを頻繁に開けないようにすると、生地がしっかり膨らみます。