蓮の葉包みごはん
栄養満点!蓮の葉で包むもち米ごはんの作り方
7月といえば、きれいに咲く蓮の花。今年は残念ながら見られませんでしたが、この時期になると蓮の葉の香りがふんわりと漂う、栄養満点のもち米ごはん「蓮の葉包みごはん」を作りたくなります。このレシピで、特別な日の食卓を豊かに彩ったり、忙しい日常に嬉しい、満足感のある一食をお楽しみください。
材料- もち米 1kg
- 小豆 250g
- キビ(粟) 1カップ
- ピーナッツ 1カップ
- ひまわりの種 1/2カップ
- ぎんなん(銀杏) 1/2カップ
- なつめ(デーツ) 1カップ
- 松の実 1/2カップ
- 塩 少々
- きれいに処理した蓮の葉 適量(蒸す用)
調理手順
Step 1
まず、もち米1kgを準備します。きれいに洗い、たっぷりの水に4〜5時間浸してしっかり吸水させます。もち米が十分に膨らむことで、ふっくらとした美味しいごはんになります。
Step 2
キビ(粟)1カップも、もち米と同様にきれいに洗って4〜5時間水に浸しておきます。もち米とキビを一緒に浸すことで、より香ばしく栄養価の高いごはんが作れますよ。
Step 3
小豆250gは鍋に入れ、たっぷりの水で柔らかくなるまで煮ておきます。小豆を茹でた煮汁は捨てずに、後でごはんを炊く際に水分として加えることで、しっとりとしたごはんになります。小豆は事前に茹でておくと便利です。
Step 4
ぎんなん(銀杏)は、殻付きのままフライパンに油をひかずに乗せ、香ばしく炒ります。熱いうちにこすると殻がむきやすくなります。中身の実だけを準備してください。
Step 5
ピーナッツ1カップとひまわりの種1/2カップは、沸騰したお湯にさっと通す程度に茹でます(ブランチ)。こうすることで、渋みや独特の香りが取れて、よりすっきりと美味しくいただけます。茹でた後は冷水で洗い、水気を切っておきましょう。
Step 6
準備したもち米とキビ、茹でた小豆、ブランチしたピーナッツを蒸し器に入れ、混ぜ合わせて蒸していきます。様々な穀物やナッツが合わさって、豊かな味わいが生まれます。
Step 7
この時、小豆の茹で汁に塩を少々加えて味を調え、蒸している間、2〜3回に分けてごはんに振りかけながら混ぜ合わせます。こうすることで、ごはん粒一つ一つにしっとり感と旨味が加わり、格段に柔らかく美味しいもち米ごはんが完成します。ごはんが乾燥しないように、水分を補う大切な工程です。
Step 8
蒸し器で40分ほど蒸せば、美味しい栄養満点のもち米ごはんの完成です。これだけでも十分美味しいですが、これから蓮の葉の香りを移して、特別な蓮の葉包みごはんに仕上げていきましょう。
Step 9
きれいに処理した蓮の葉を、蒸し器の底やごはんを盛る器の上に広げて敷きます。その上に、炊き上がったもち米ごはんを適量乗せ、準備しておいたなつめ、ぎんなん、松の実などの具材を彩りよく配置します。そして、蓮の葉で丁寧に包み、形を整えてください。
Step 10
形を整えた蓮の葉包みごはんを再び蒸し器に入れ、さらに15〜20分ほど蒸します。蓮の葉の爽やかで上品な香りがごはんに染み込み、より深みのある豊かな風味が加わります。これで、蓮の葉の香りがたっぷりの、栄養満点な蓮の葉包みごはんの完成です!
Step 11
こうして丁寧に作った蓮の葉包みごはんは、お出かけやピクニックに持っていくのに便利です。また、冷凍保存しておけば、忙しいビジネスパーソンのための、満足感のあるヘルシーな朝食代わりとしても最適です。特別な日のごちそうとしてはもちろん、普段の食卓でも、健康的で美味しい食事をお楽しみください。