香ばしさ抜群!炊飯器で簡単・鴨肉とえごまのスープ
超簡単!炊飯器で1人分作る鴨肉とえごまのスープ(キムチと一緒に食べても絶品!)
特別な日や元気がない時にぴったりな、簡単ながらも深い風味を持つ鴨肉とえごまのスープ。炊飯器ひとつで本格的な滋養料理が完成します。
主な材料- 下処理済みの鴨肉 2切れ(手のひらサイズ程度)
- 細かいえごまの粉 8大さじ
- 玉ねぎパウダー 大さじ1
- 煮干しパウダー 大さじ1
- 乾燥しいたけ 2個
- 水 300ml
- だし醤油(薄口醤油)大さじ1
- さんしょうパウダー 少々(3振り)
調理手順
Step 1
鴨肉は鶏肉よりもサイズが大きく、価格も少し高めなので、一度に全部食べきれないこともありますよね。そんな時は、カットした鴨肉を1~2切れずつ小分けにしてラップやフリーザーバッグに入れ、冷凍保存するのがおすすめです。使いたい時に解凍すれば、いつでも新鮮な状態で調理できて便利ですよ。
Step 2
乾燥しいたけは、使う前にぬるま湯でしっかりと戻しておきましょう。もし鴨肉も干ししいたけも冷凍状態だったり、すぐには使えない状態だったりする場合は、まず300mlの水と一緒に炊飯器に入れ、「再加熱」モードで9分加熱してみてください。こうすることで、鴨肉と椎茸が柔らかくなり、スープに旨味がより一層移ります。
Step 3
粉末調味料をあらかじめ準備しておくと、調理がスムーズに進みます。一人暮らしの場合、玉ねぎを買っても使いきれずに傷んでしまうことが多いですよね。そんな時は、玉ねぎパウダーの活用をおすすめします。玉ねぎパウダーは冷凍保存すれば長持ちし、必要な時に必要なだけ使えてとても便利です。一人前のスープや鍋物には、玉ねぎパウダー大さじ1と煮干しパウダー大さじ1が味の決め手となり、具材がなくてもクリアなスープに仕上がります。このレシピでは、玉ねぎパウダー、煮干しパウダー、さんしょうパウダー、そしてえごまの粉を準備してください。
Step 4
さあ、炊飯器に材料を入れていきましょう。内釜に、解凍した鴨肉2切れ、水で戻したしいたけ2個(食べやすい大きさにカット)、煮干しパウダー大さじ1、玉ねぎパウダー大さじ1、そして細かいえごまの粉4大さじ、だし醤油大さじ1をすべて加えます。
Step 5
水を300ml、静かに注ぎ入れます。ヘラなどで、全ての材料が均一に混ざるように優しくかき混ぜてください。(私は彩りのために紫玉ねぎパウダーを使ったので、少し赤みがかったスープになっています。)
Step 6
炊飯器の蓋を閉め、「再加熱」モードを9分に設定して一度加熱します。9分後、蓋を開けるとスープが程よく出てきているのがわかります。ここで、残りのえごまの粉2大さじを加え、底が焦げ付かないようにしっかりと混ぜてから、もう一度「再加熱」モードで9分設定してください。
Step 7
2回目の9分加熱が終わったら、鴨肉が完全に火が通っているか確認してください。竹串などを刺してみて、透明な肉汁が出ればOKです。もし火が通っていなければ、「再加熱」モードをさらに9分追加してください。(ヒント:炊飯器の「おこげ」や「蒸す」機能などを使うと一度に20分で調理できますが、圧力を使うため、えごまの粉が炊飯器内部に飛び散って汚れやすくなります。そのため、「再加熱9分」を2回繰り返す方が、炊飯器をきれいに保つことができます。)
Step 8
出来上がったスープの上に鴨の油が浮いているように見えますが、鴨の油は水溶性なので、特に取り除く必要はありません。むしろコクが増します。最後に、残りのえごまの粉2大さじと、さんしょうパウダーを3回ほどパラパラと振りかけると、香ばしさが一層増し、コクのある美味しい鴨肉とえごまのスープが完成します。どうぞ召し上がれ!