高麗人参の栄養満点!もちもち薬食
滋養強壮にぴったり、高麗人参の香りが広がるもちもち薬食
忙しい毎日で食事をきちんと摂れない時、栄養満点で腹持ちの良い薬食(ヤクシク)を食事やおやつにされている方に、とっておきのレシピをご紹介します。今回は、滋養強壮、疲労回復、元気回復に効果抜群の「高麗人参」をたっぷり使いました。栄養価も高く、身体に嬉しいことづくめの薬食です。老若男女問わず喜ばれる、体に優しい美味しい高麗人参薬食で、元気な毎日を送りましょう!
薬食の材料- もち米 500g
- 高麗人参のエキス(または水) 適量
- 塩 大さじ1
- 水 1/2カップ
- むき栗 8個
- ナツメ 8個
- 高麗人参 1本(約30g)
- ナッツ類(くるみ、松の実など) 1/2カップ
- 食用油 大さじ2
調味料- 砂糖 大さじ4
- はちみつ 大さじ1
- 砂糖 大さじ4
- はちみつ 大さじ1
調理手順
Step 1
まず、もち米500gを用意します。もち米はきれいに洗い、最低でも5時間以上しっかりと浸水させてください。水気を完全に切りすぎなくても大丈夫です。浸水させたもち米は、ザルにあげてしばらく水気を切っておきましょう。
Step 2
水気を切ったもち米を、蒸し器や竹製の蒸し器に布を敷いて乗せ、30分間しっかりと蒸します。米粒が透明になり、もちもちとした食感が出るまで、じっくり蒸すことが大切です。
Step 3
薬食の要となる高麗人参の風味を加えるためのエキスを作りましょう。きれいに下処理した高麗人参1本に、塩大さじ1と水1/2カップをミキサーに入れ、なめらかになるまでよく混ぜます。混ぜ合わせた高麗人参は、細かいザルで濾して、澄んだ人参エキスだけを取り出しておきます。
Step 4
もち米が蒸しあがる間に、ステップ2で作った高麗人参エキスを1〜2回に分けて蒸したもち米に注ぎ入れ、ヘラで優しく混ぜながら、米に色と香りが均一に染み込むようにします。この時、米粒を潰さないように注意しながら、味を調えてください。
Step 5
薬食に入れる具材を準備します。種を取り除いたナツメは6等分に切り、食べやすい大きさにします。むき栗も同様に6等分に切ります。準備した高麗人参は、細かく刻むか、薄切りにしておきます。
Step 6
30分蒸したもち米を大きなボウルに移します。ここに、準備した栗、ナツメ、高麗人参、そして調味料の砂糖大さじ4とはちみつ大さじ1を全て加えます。ヘラを使い、もち米の粒が潰れないように注意しながら、全ての材料が均一に混ざるように混ぜ合わせます。このように混ぜ合わせた生地は、そのまま30分ほど置いて、材料の味が馴染むように熟成させます。
Step 7
熟成させた生地を再び蒸し器に戻し、さらに30分蒸します。この二度蒸しによって、もち米はより一層もちもちになり、高麗人参や他の具材の風味と旨味が深く染み渡ります。
Step 8
蒸しあがった薬食を粗熱が取れるまで少し冷ましてから、大きめのボウルに取り出します。ここに食用油大さじ2を加え、ヘラで優しく混ぜ合わせると、薬食同士がくっつくのを防ぎ、つやが出ます。蒸したての薬食に油をコーティングするように混ぜてください。
Step 9
完成した高麗人参薬食を食べやすい大きさに切り、お皿に盛り付けたり、個別に包装して冷凍保存すれば、いつでも手軽にヘルシーな食事やおやつとして楽しめます。見た目も美しく、味わい深い高麗人参薬食で、ご家族の健康をサポートしましょう!