黄金の塩パン
おうちで簡単!ふわふわバター風味豊かな塩パンの作り方
久しぶりに、本当に簡単で満足のいくお菓子作りをしました!このレシピなら、特別な技術がなくても、誰でもおうちでパン屋さんのような塩パンを作ることができます。口いっぱいに広がるふわふわのパン生地と、香ばしいバターの風味が格別です。温かいパンの上に、しょっぱい塩の結晶がプチプチとはじける楽しさもあります。ビールのお供にもぴったりですし、簡単な食事代わりにも最適です。
生地の材料- 室温で柔らかくしたバター 10g(粉類と混ぜる用)
- 8gずつ棒状にカットし冷凍したバター 6個(生地に折り込む用)
- 強力粉 150g
- 薄力粉 50g
- ベーキングパウダー 15g
- 砂糖 10g
- 塩 2.5g
- 新鮮な卵 27g(約半個分)
- 新鮮な牛乳 100ml
調理手順
Step 1
まず、生地に混ぜるバター10gは室温に戻して柔らかくしておきましょう。こうすることで、粉類とより均一に混ざりやすくなります。
Step 2
生地に折り込んで層を作るためのバターは、8gずつ棒状にカットして準備します。このバターは固さを保つ必要があるため、使う直前まで必ず冷凍庫で保管してください。
Step 3
次に、パンの「粉類」の材料を計量します。強力粉150g、薄力粉50g、ベーキングパウダー15g、砂糖10g、塩2.5gを正確に計量しましょう。
Step 4
計量した粉類はすべてボウルに入れ、2〜3回ふるいにかけます。こうすることで粉類がダマにならず均一に混ざり、パンがよりふんわり仕上がります。
Step 5
生地に加える卵27gを計量します。通常、卵半個くらいの重さですが、正確に計量することが大切です。
Step 6
冷たい牛乳100mlに、計量しておいた卵を加え、泡だて器でよく混ぜ合わせます。牛乳と卵が完全に一体になるまで混ぜるのがおすすめです。
Step 7
ふるっておいた粉類の入ったボウルに、混ぜ合わせた牛乳と卵の混合液を少しずつ注ぎながら、ゴムベラや手で混ぜ合わせます。最初は粉っぽさが残りますが、材料がひとまとまりになるまで軽く混ぜるだけでOKです。混ぜすぎないように注意しましょう。
Step 8
材料がひとまとまりになったら、いよいよ「こね」の工程です。生地を台の上に出し、手のひらで力強く押し伸ばしては折りたたむ作業を10分以上繰り返します。生地がなめらかで弾力が出るまでしっかりとこねてください。(ポイント:グルテンがしっかり形成されると、パンがもっちり仕上がります。)
Step 9
生地が十分にこねられ、弾力が出てきたら、室温で柔らかくしておいたバター10gを加え、再び力強くこねます。バターが生地に完全に吸収され、なめらかになるまでこね続けましょう。
Step 10
生地ができあがったらボウルに移し、ラップでしっかりと覆います。室温で10分間、短く「休ませ」ます。この工程は、生地のグルテンを一時的にリラックスさせ、次の成形を容易にします。
Step 11
休ませた生地は台の上に出して軽くガスを抜き、6等分に均等に分けます。1個あたり約40〜45gになるはずです。
Step 12
分けた生地は、それぞれ丸い形に整えます。手のひらで生地の端を内側に折りたたむようにして、表面をなめらかにすると良いでしょう。
Step 13
丸めた生地をめん棒で伸ばし、二等辺三角形の形にします。上部は細く、下部は広く、細長い形になるようにしてください。(ポイント:あまり薄く伸ばしすぎないように注意しましょう。)
Step 14
いよいよ、層になるバターを挟む時です。三角形の生地の広い辺に、あらかじめ準備して冷凍しておいた冷たいバターの棒8gを1本置きます。バターが溶けないように手早く、生地の端までしっかりと巻き込みます。まるで巻き寿司のように巻いてください。
Step 15
成形が終わった生地の表面に、ハケを使って卵液を薄く塗ります。厚く塗りすぎると焼き色が濃くなりすぎるので、薄く塗るのがコツです。その上から粗塩をパラパラと振りかけ、塩パン特有のしょっぱさと、見た目のアクセントを加えます。
Step 16
オーブンシートを敷いた天板に、成形した生地を並べます。200℃に予熱したオーブンで15分間焼きます。パンがきつね色に膨らんだら、おいしい塩パンの完成です!