すっきり美味しい!あさりの澄まし汁(チェチョプク)
海の恵み!あさりの旨味たっぷり、澄まし汁の作り方
新鮮なあさりから抽出した澄んだスープが自慢のチェチョプクです。あっさりとして上品な味わいは、二日酔いの朝にも、食事の際にもぴったり。ご家庭でも簡単に作れる、美味しいチェチョプクの作り方を詳しくご紹介します。新鮮なあさりさえあれば、誰でも美味しく作れますよ。
主な材料
- 新鮮なあさり 1パック(約300〜500g)
- 粗塩 大さじ1.5(砂抜き用)
- 水 1.5L(約6カップ)
調理手順
Step 1
まずは新鮮なあさりをきれいに下準備します。あさりをザルにあけ、流水で軽く洗い、表面の汚れを落とします。次に、大きめのボウルにあさりを入れ、水1.5Lに粗塩大さじ1.5を溶かして塩水を作ります。この塩水にあさりを浸し、最低30分から最大2時間ほど砂抜きをします。途中で、あさりが殻を開いたら、優しく揺すって閉じさせるようにすると、より効果的に砂抜きができます。お子様と一緒に食べる場合は、砂抜きの時間を少し長めにとることをお勧めします。
Step 2
砂抜きが終わったあさりは、澄んだ水が出るまで流水でゴシゴシとこすり洗いします。殻についた汚れや泥をきれいに取り除くことで、スープが濁らず、すっきりとした味わいになります。最後にザルにあげて水気を切っておきましょう。
Step 3
鍋にきれいに洗ったあさりと水1.5Lを入れ、強火で沸騰させます。蓋はしないでおくと、あさりの生臭さが飛んでいきます。
Step 4
水が沸騰し始めたら、あさりが殻を開き、身が表面に浮かんできます。この時、浮いてきたアクや不純物をスプーンで丁寧にすくい取ります。澄んだスープを作るための大切な工程です。
Step 5
あさりの身だけを別に取り出すために、澄んだスープをザルを使って、そっと別の鍋に移します。あさりの殻や泥がスープに混ざらないように注意してください。殻はそのままにして、澄んだスープだけを移すのがポイントです。
Step 6
取り出したあさりの身は、再度きれいな水で洗い、洗い水に残っている可能性のある泥や殻の破片を取り除きます。流水でさっと洗い、水気を切っておきます。
Step 7
別鍋に移した澄んだあさりスープに、きれいに洗ったあさりの身を戻し入れ、中火で煮ます。身が煮すぎると硬くなることがあるので、さっと火を通す程度にしましょう。約2〜3分が目安です。
Step 8
味付けは、だし醤油や塩で調整します。あさり自体の旨味がしっかりしているので、最初からたくさん入れず、少しずつ味見しながら加えてください。お好みで、みじん切りニンニクを少量加えても良いですし、辛味がお好みなら、刻んだ青唐辛子を加えると良いでしょう。最後に、刻んだニラや小ネギを散らすと、彩りも良く、風味が豊かになります。
Step 9
こうして出来上がったチェチョプクは、ご飯にかけても美味しいですし、そのままスープだけを飲んでも、すっきりとして後味の良い味わいが楽しめます。私は子供たちと食べるために青唐辛子やネギは入れずに作りましたが、あさりの本来のすっきりとした旨味だけでも十分に美味しかったです。新鮮な食材で、より健康的で美味しいチェチョプクの一杯をお楽しみください!