よもぎの香り豊かな蒸しケーキ「よもぎ蒸しまん」
春の味覚、よもぎを使ったヘルシーおやつ「よもぎ蒸しまん」
春の訪れとともに味わいたい、よもぎを使った「よもぎ蒸しまん」のレシピをご紹介します。よもぎは、天然のデトックス効果、腹痛の緩和、婦人病の改善、コレステロール低下、貧血予防、便秘改善、胃の健康維持、体温上昇、美容効果、口臭予防、熟睡効果、喘息予防など、多くの健康効果を持つ素晴らしい食材です。このレシピで、よもぎの風味と栄養をたっぷり詰め込んだ、もちもちとした食感のおやつをぜひお楽しみください。初心者の方でも安心して作れるよう、丁寧に解説します!
主な材料
- 米粉 4カップ + 1カップ(合計5カップ)
- 新鮮なよもぎ 400g
調味料
- 塩 少々(小さじ1/2程度)
- シュガー(甘味料) お好みで(少量)
- 塩 少々(小さじ1/2程度)
- シュガー(甘味料) お好みで(少量)
調理手順
Step 1
新鮮なよもぎは、まず丁寧に下処理をしましょう。傷んだ葉や硬い茎を取り除き、泥や汚れが残らないように流水で優しく、でもしっかりと数回洗ってください。洗ったよもぎはザルにあげて水気を切り、その後、酢水(水に少量のお酢を溶かしたもの)に10分ほど浸けておくと、アク抜きと殺菌効果が高まります。再度さっと洗い、ザルにあげてしっかりと水気を切っておきましょう。
Step 2
米粉にするお米は、前日に洗って一晩(または数時間)水に浸けておきます。米粉にする際には、お米の水分をしっかりと切ることが大切なので、浸水させたお米はザルにあげて水気をよく切っておいてください。
Step 3
水気を切ったお米をミキサー(またはフードプロセッサー)に入れます。塩少々(小さじ1/2程度)も一緒に加え、お米が細かくなりすぎない程度に、軽く粒が残るくらいの粗めの米粉になるように攪拌してください。食感を残したい場合は、この粗さを調整します。
Step 4
米粉は合計5カップ使用します。まずは4カップをボウルに入れ、お好みの甘さになるようにシュガー(甘味料)を加えます。甘すぎるとよもぎの風味が隠れてしまうので、少量から調整してください。米粉とシュガーを均一になるように混ぜ合わせます。(ポイント:米粉を一度ふるっておくと、より口当たりの良い蒸しまんになります。もし忘れてしまっても大丈夫、美味しく仕上がりますよ!)
Step 5
下処理をして水気を切ったよもぎ400gを、米粉のボウルに加えます。よもぎの風味をしっかり楽しみたい場合は、米粉と同じくらいの量か、それよりも多めに入れるのがおすすめです。手で優しく混ぜ合わせるようにして、よもぎと米粉が均一に混ざるようにします。少し生地を手に取って味見をし、もし塩気や甘さが足りなければ、塩やシュガーを足して調整してください。(アレンジ:茹でた大豆などを加えると、食感と風味がさらに豊かになります。もしあれば、ぜひ加えてみてください!)
Step 6
蒸し器の準備をしましょう。鍋に水を適量入れ、蒸し器の網をセットします。蒸し器の網の上には、クッキングシートや布巾を敷くと、蒸しまんがくっつくのを防ぐことができます。水が沸騰するまで中火〜強火で熱します。
Step 7
鍋の水がしっかりと沸騰したら、蒸し器に生地を重ねていきます。まず、生地の半量を蒸し器の網の上に均一に広げます。その上に、残りの米粉1カップのうち半分ほどを軽く振りかけます。次に、残りの生地を重ね、さらに残りの米粉を全体に振りかけます。このように層にすることで、よもぎと米粉がバランス良く蒸しあがります。
Step 8
蒸し器の蓋にも布巾を巻いておくと、蓋に水滴がつきにくくなり、蒸しまんに水滴が落ちるのを防ぎ、ふっくらと蒸しあがります。蓋をしっかりと閉め、中火で15〜20分ほど蒸します。よもぎの良い香りがしてきたら、蒸しまんが美味しく仕上がっているサインです。蒸し時間が終わったら火を止め、蓋をしたまま5分ほど蒸らしてから、蓋を開けてください。蒸らすことで、しっとりとした食感になります。
Step 9
出来上がったよもぎ蒸しまんを蒸し器から取り出し、少し冷まします。ミキサーで細かくしすぎなかったため、米粒の食感が残る、まるでカラフルな宝石のような見た目のよもぎ蒸しまんです。春の息吹をたっぷり感じられる、香ばしくてもちもちのよもぎ蒸しまんを、ぜひご賞味ください!
