ホヤとアカニシ貝の下処理方法
新鮮なホヤとアカニシ貝の下処理:豊かな海の恵みを味わうためのコツ
新鮮で美味しいホヤとアカニシ貝(ピッコッペ)を、ご家庭でさらに美味しくいただくための丁寧で簡単な下処理方法をご紹介します。旬の海の幸を存分に楽しみましょう!
材料
- 新鮮なホヤ
- アカニシ貝(ピッコッペ)
調理手順
Step 1
まずはホヤの下処理からです。ホヤは流水で表面の汚れを軽く洗い流します。硬いトゲのある部分と、食べにくい根元部分を包丁で慎重に切り落とします。この時、切り落としたトゲの部分にもホヤの身が隠れていることがあるので、しっかりと確認してください。
Step 2
次にホヤの殻を剥いていきます。硬い殻を半分に割ると、中の新鮮なホヤの身が現れます。ホヤのお腹の部分を軽く押すと、お腹の中に残っている不純物(排泄物)をきれいに取り除くことができます。不純物を絞り出した後、殻を完全に剥がし、食べやすい大きさにホヤの身をカットします。ホヤの内部にある黒い内臓は、苦味がなくむしろ旨味を加えてくれるので、捨てずに一緒に食べるのがおすすめです。
Step 3
これで美味しく食べる準備ができました!下処理したホヤは、甘酸っぱいチョジャン(コチュジャンベースのタレ)につけて食べると風味が格段に増し、何もつけずにそのままの磯の香りを味わうのも最高に美味しいですよ。
Step 4
次はアカニシ貝(ピッコッペ)の下処理です。アカニシ貝は殻に砂や汚れが多く付着していることがありますので、硬めのブラシを使って殻をゴシゴシとこすり、きれいに洗い上げてください。表面の汚れをしっかり落とすことが、美味しくいただくためのポイントです。
Step 5
アカニシ貝を茹でていきます。鍋に適量の水を入れ、沸騰したら下処理したアカニシ貝を投入します。この時、菜箸などで一方向に混ぜると、アカニシ貝が均一に火が通り、自然に口を開いてくれます。口を開き始めたらすぐに火を止め、取り出して身を取り出します。茹ですぎると硬くなることがあるので注意してください。
Step 6
茹でて殻を剥いたアカニシ貝は、そのまま冷たい水で洗うと特有の生臭さが出ることがあります。生臭さを抑えるために、すすぐ際は茹でたアカニシ貝の茹で汁を活用するのがおすすめです。もしアカニシ貝の身に殻の破片のような異物が残っている場合は、茹で汁に身を入れ、軽く振ってすすぐと、きれいに取り除くことができます。このように下処理したアカニシ貝は、そのまま食べても美味しいですし、様々なお料理に活用しても良いでしょう。
