ぷりぷり食感!自家製エビの醤油漬け(カンジャンセウジャン)
おうちで簡単!絶品エビの醤油漬け(カンジャンセウジャン・大エビの醤油漬け)の作り方
食欲がない時でもご飯が進むこと間違いなし!昨年作ってあまりの美味しさに感動し、この冬もリピート決定です。新鮮な大エビさえあれば、数種類のシンプルな材料で、高級中華料理店にも負けない味がおうちで楽しめます。エビの下処理に少し手間がかかりますが、誰でも成功できるレシピですよ。
主材料
- 冷凍エビ 500g
- ニンニク 5〜6かけ
- 唐辛子 2本(乾燥または生。または青唐辛子 1〜2本)
漬けダレ
- 醤油 200ml(醸造醤油または濃口醤油)
- 水 300ml
- 砂糖 大さじ2
- みりん または 日本酒 大さじ1
- 醤油 200ml(醸造醤油または濃口醤油)
- 水 300ml
- 砂糖 大さじ2
- みりん または 日本酒 大さじ1
調理手順
Step 1
美味しいエビの醤油漬けの秘訣は、何と言ってもタレです。深いコクと豊かな風味を引き出すために、普通の醤油ではなく『味醤油』(マトチャンジャン)を作るようなイメージで材料を煮込んでいきましょう。
Step 2
鍋に醤油200ml、水300ml、砂糖大さじ2、みりん(または日本酒)大さじ1を入れ、よく混ぜ合わせます。ここにニンニクと唐辛子を一緒に入れて煮込むことで、素材の風味が醤油にしっかりと移り、より一層美味しくなります。(ヒント:醸造醤油を使うと色が澄んで旨味があり、濃口醤油を使うとより濃厚な味わいになります。)
Step 3
ニンニクは香りがよく出るように、厚さ0.5cmの薄切りにします。唐辛子はヘタを取り、斜め切りにします。青唐辛子を使うとピリッとした辛味が加わり、くどさを和らげてくれます。
Step 4
煮込んでいるタレに、準備したスライスニンニクと唐辛子を加えます。
Step 5
中火でタレが煮立ったら弱火にし、さらに5分ほど煮込みます。煮詰めすぎて醤油が濃くなると塩辛くなるので、素材の味が染み出すようにじっくりと煮詰めるのがポイントです。煮込み終わったら、必ず完全に冷ましてください。(ヒント:味見をして、ほんのり塩辛いと感じるくらいが目安です。後で玉ねぎなどから水分が出て、味が調和します。)
Step 6
タレが冷める間に、エビの醤油漬けに添える野菜を準備します。玉ねぎは薄切りにし、青唐辛子と赤唐辛子も、お好みで輪切りまたは斜め切りにします。青唐辛子の量は、辛さの好みに合わせて調整してください。
Step 7
エビは解凍後、流水で丁寧に洗い、準備します。冷凍エビを使うのがおすすめなのは、低温で寄生虫が死滅するため、安心して食べられるからです。新鮮な生エビを使う場合は、一度加熱してから使う方がより安全です。
Step 8
エビの殻をむく際は、頭の尖った部分(角)をハサミで切り取ってください。食べる際に口の中を傷つけたり、刺さったりするのを防ぎます。
Step 9
エビの尾の付け根にある、細い膜(排泄器官)もハサミで取り除くと、すっきりと食べられます。
Step 10
エビの身にタレがしっかり染み込むように、第一関節と尾の関節を除く殻をむくのがおすすめです。尾の部分は残しておくと、持つときに便利です。
Step 11
準備したエビを、消毒した密閉容器やガラス瓶に入れます。(ヒント:味噌汁などに使う分は、数尾取っておいても良いでしょう。)
Step 12
薄切りにした玉ねぎをエビの上に均一に敷き詰めるように入れると、玉ねぎのさっぱりとした甘みがタレに移り、より一層風味豊かなエビの醤油漬けになります。
Step 13
玉ねぎから水分が出るため、タレを容器の端まで満たす必要はありません。エビが浸かるくらいの量で大丈夫です。
Step 14
準備した青唐辛子と赤唐辛子を、エビと玉ねぎの間に散らすように加えると、彩りも美しく、風味も増します。上に軽く振りかけるだけでも良いでしょう。
Step 15
タレを注いだ後、容器の縁までタレで満たさないように注意しましょう。後から玉ねぎの水分が出てくると溢れる可能性があります。(ヒント:もしタレを多めに作った場合は、溢れないように注意しながら注いでください。)
Step 16
蓋をして冷蔵庫で保存し、3日から1週間ほど漬け込むと最も美味しくなります。時々容器を振って、タレが均一に染み込むようにすると良いでしょう。あまり長く漬けすぎるとエビが柔らかくなりすぎる可能性があるので、適度な期間で食べることをおすすめします。どうぞ召し上がれ!