料理

よもぎのお餅(スックゲトック)





よもぎのお餅(スックゲトック)

竹製の蒸し器で蒸した、素朴なよもぎのお餅

よもぎのお餅が急に食べたくなった時にぴったりのレシピです。春遅くのよもぎをたっぷり使って、茹でて冷凍しておけばいつでも楽しめます。形は不格好でも、手作りしたお餅は格別な美味しさ。よもぎのほのかな香りと、もちもちとした食感がたまらない、ヘルシーで美味しいおやつをどうぞ。

料理情報

  • 分類 : ご飯 / おかゆ / 餅
  • 材料カテゴリ :
  • 状況 : おやつ
  • 調理法 : 蒸し物
  • 人分 : 1 人分
  • 調理時間 : 60 分以内
  • 難易度 : 誰でも

材料(直径約6cmの餅 6個分)
  • 乾麺用もち米粉 10さじ(約100g)
  • 茹でたよもぎ 70g(細かく潰せる量)
  • 精製していない砂糖 10g(甘さはお好みで調整)
  • ピンクソルト 1g(または普通の塩少々)
  • 熱湯 2〜3さじ(生地の様子を見ながら調整)

調理手順

Step 1

ボウルにもち米粉、砂糖、塩を入れます。よもぎのほのかな苦味を和らげ、甘みを加えるために、砂糖と塩を一緒に加えます。

Step 2

ヘラや手を使って、粉類を均一に混ぜ合わせます。ダマにならないようにしっかり混ぜることが、生地をうまく作るためのポイントです。

Step 3

すり鉢や臼に、下準備したよもぎと塩ひとつまみ(省略可)を入れ、よもぎが柔らかくなるまで細かくすり潰します。よもぎの香りをより豊かにしたい場合は、葉の部分を中心に潰しましょう。

Step 4

もち米粉の入ったボウルに、すり潰したよもぎを加え、手で軽く混ぜ合わせます。次に、両手のひらでこするようにして、もち米粉とよもぎを均一によく混ぜ合わせます。よもぎが塊にならないように、丁寧に混ぜることが重要です。

Step 5

熱湯を2さじ生地に加え、手で軽くまとめます。生地の状態を見ながら、もし硬すぎる場合は、熱湯を1さじずつ加えてください。もち米粉が見えなくなり、生地が滑らかにまとまってボウルにくっつかなくなるまで、優しくこねます。生地が柔らかすぎると餅が広がり、硬すぎるとパサつくので、水の量には注意しましょう。

Step 6

出来上がった生地を6等分にし、手で丸めます。1個あたり約30〜35gが目安です。

Step 7

丸めた生地を手のひらで軽く押して平たくします。または、親指と人差し指で縁を少し押さえるようにして、よもぎ餅特有の素朴な形を作ります。中央を少し厚めに、縁を薄めにすると、蒸しあがったときの食感が良くなります。

Step 8

竹製の蒸し器の底に濡らした布巾を敷き、成形したよもぎ餅を、蒸している間にくっつかないように間隔をあけて並べます。餅は蒸されると少し膨らむので、十分な間隔を空けることが大切です。

Step 9

蒸し器の上に、餅が隠れるように布巾をもう一枚かけ、蓋をします。湯気の上がった蒸し器に、布巾を敷いた竹製蒸し器を乗せ、強火で15分蒸します。その後、5分蒸らし時間を置くと、餅がよりしっとり、もちもちになります。蒸し器にしっかり湯気が立ってから餅を入れると、餅が水っぽくなるのを防げます。

Step 10

蒸しあがったよもぎ餅を少し冷ましてから、ごま油を全体に均一に塗ります。ごま油は、餅同士がくっつくのを防ぎ、香ばしい風味を加えます。美味しそうにごま油を塗ったよもぎ餅をお皿に盛り付け、召し上がれ。



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