料理

栄養満点!圧力鍋で作る 参鶏湯風チキンスープ&本格鶏粥





栄養満点!圧力鍋で作る 参鶏湯風チキンスープ&本格鶏粥

圧力鍋で簡単!本格参鶏湯(サムゲタン)風チキンスープと、余った鶏肉で絶品鶏粥(タッ粥)を作るレシピ

肌寒くなる季節にぴったりの、体の中から温まるチキンスープ(タッペクスック)と、残った鶏肉でさらに美味しくなるボリューム満点の鶏粥(タッ粥)を、圧力鍋を使って手早く簡単に作る方法をご紹介します。深いコクのあるスープと柔らかい鶏肉が自慢の参鶏湯のように楽しめます。

料理情報

  • 分類 : ご飯 / おかゆ / 餅
  • 材料カテゴリ : 鶏肉
  • 状況 : 日常
  • 調理法 : 煮る
  • 人分 : 2 人分
  • 調理時間 : 90 分以内
  • 難易度 : 誰でも

チキンスープ&鶏粥の材料
  • 新鮮な若鶏 2羽
  • 参鶏湯用だしパック 1袋
  • 大きめの玉ねぎ 1個
  • 長ねぎ 1本
  • にんにく 10かけ
  • もち米 1カップ(浸水済み)

調理手順

Step 1

まず、鶏粥に使うもち米は、流水で丁寧に洗い、1時間以上しっかりと浸水させておきましょう。こうして浸水させたもち米を使うと、鶏粥がより一層ふっくらと美味しく仕上がります。

Step 2

下準備する鶏肉は、まず翼の先端部分をハサミで綺麗に切り落とし、鶏のお尻の部分(尾の付け根)についている脂や尾羽根を取り除いてください。この部分を取り除くことで、不必要な脂分が減り、スープがよりすっきりとした味わいになります。

Step 3

鶏の腹の中に残っている内臓の残りカスや血合いなどを、指を使って丁寧に洗い落としてください。特に骨と骨の間に付いているカスまで綺麗に拭き取ることが、鶏特有の臭みをなくし、澄んだスープを抽出するためのポイントです。首の部分や腹の端についている厚みのある脂肪の塊も、見た目が悪く脂っこくなる原因になるため取り除き、鶏全体を冷たい水で綺麗にすすいで準備します。

Step 4

次に、圧力鍋を用意します。下準備した鶏2羽を圧力鍋の底に並べて入れ、市販の参鶏湯用だしパックを鶏の上に乗せます。だしパックは、チキンスープの旨味をさらに引き出す役割を果たします。

Step 5

大きめに切った玉ねぎ、斜めに切った長ねぎ、そして丸ごとのにんにくをすべて圧力鍋に入れます。材料がひたるくらいの水を注ぎ入れてください。圧力鍋の蓋を閉め、強火にかけます。おもりが上がってきたら、火を中弱火に落とし、さらに15分間じっくりと煮込みます。圧力鍋を使うことで、普通の鍋よりもずっと早く、そして深く旨味が抽出され、鶏肉が柔らかく仕上がります。

Step 6

浸水しておいたもち米は、鶏を煮る際に一緒に入れても良いのですが、今回のレシピではチキンスープと鶏粥を別々に作るため、もち米ごはんは別途炊きました。鶏粥を煮る際に、もちもちとしたごはんを使うと、より一層美味しくなります。

Step 7

圧力鍋でじっくり煮込んだチキンスープ、本当に簡単ですよね!材料を綺麗に洗って入れて、圧力鍋で煮込むだけで、豪華なチキンスープが完成します。複雑な工程なしに、豊かな風味を楽しむことができます。

Step 8

圧力鍋のおもりが上がってから15分間さらに煮込んだところ、鶏肉は骨からほろほろと崩れすぎるほどではなく、適度に身がついており、チキンスープとして楽しむにも、身をほぐして鶏粥に入れるにもちょうど良い、柔らかさに仕上がりました。

Step 9

さて、鶏粥を作りましょう。よく煮えた鶏1羽から、食べやすい大きさに身をほぐし、別で炊いたもち米ごはんをお玉一杯分、そして先ほど鶏を煮た際に使ったスープと野菜を活用して煮込みます。お好みで塩加減を調整しながら、もち米ごはん、鶏肉がしっかりと混ざり合うよう、よく混ぜながら煮込んでください。

Step 10

最後に、完成した鶏粥をおいしそうな器に盛り付け、刻みねぎやみじん切りにしたにんにくなどを薬味として乗せれば、味も栄養も満点の鶏粥の完成です!元気が出る美味しい一食になりますよ。



モバイルバージョンを終了