甘くて美味しい自家製ぶどうジャム
旬のぶどうで作る、美味しいぶどうジャムの作り方
今日は、お子様が大好きなぶどうジャムの作り方をご紹介します。添加物なしの新鮮なぶどうで作る自家製ジャムは、お子様のおやつにも、パンに塗っても最高です。
ジャムの材料
- 新鮮なぶどう 2kg (種なし品種がおすすめ)
- オリゴ糖 700g (またはグラニュー糖)
調理手順
Step 1
まず、ぶどうを流水で丁寧に洗いましょう。ぶどうの粒を房から外し、残っている軸や葉、異物などを丁寧に取り除いてください。これが、きれいなジャムを作るための大切な下準備です。
Step 2
底の厚い鍋(鋳物鍋などがおすすめ)に、水気を切ったぶどうを全て入れ、中火にかけて煮始めます。この際、木べらやレードルを使って、ぶどうを鍋の底に向かって優しく押してください。こうすることで、ぶどうが鍋底にくっつくのを防ぎ、ぶどうの皮が破れて果汁がたくさん出て、ジャムのベースとなる果汁がしっかり抽出されます。
Step 3
ぶどうは予想よりも早く煮えます。中火を保ちながら、木べらでぶどうを優しく押しながら煮続けてください。ぶどうの粒が潰れて柔らかくなり、形がなくなるまでしっかりと煮詰めるのが、次の工程のポイントです。
Step 4
ぶどうが完全に柔らかくなり、形がなくなってきたら、ここでレモン汁大さじ3〜4杯を加えます。レモン汁は、ぶどうジャムの色を鮮やかに保ち、爽やかな酸味を加えて全体の風味を引き立てる役割をします。天然の保存料としても機能するので、ぜひ加えてください。
Step 5
火から鍋を下ろし、用意したザルに鍋の中身を全て流し込みます。木べらやレードルでぶどうのかたまりをぎゅっと押しつけながら、果肉と皮からできるだけ多くの果汁(エキス)を絞り出してください。透明で濃厚なぶどうの果汁だけを別に取り出します。
Step 6
ザルで濾した透明なぶどうの果汁を再び鍋に戻し、中火で煮詰めます。約30分ほど煮詰めてください。もし砂糖でジャムを作る場合は、オリゴ糖よりも時間が短縮されることがありますし、作る量によっても煮詰まる時間は変わってきます。木べらで混ぜたときに、鍋底を覆ってゆっくりと流れるくらいの濃度になったら火を止めてください。
Step 7
出来上がったぶどうジャムを火から下ろし、粗熱を取ります。ジャムは熱いうちは少し緩く見えますが、冷めるにつれて徐々に固まります。お好みの固さよりも少し緩いと感じるくらいで、煮沸消毒したガラス瓶に熱いうちにすぐに詰めてください。瓶の蓋をしっかりと閉めて密閉し、完全に冷めたら冷蔵庫で保存してください。新鮮で美味しい自家製ぶどうジャムをお楽しみください!