甘くて美味しい!バナナ自家製ベーグル
【手作りお菓子レシピ】豊かなバナナの香りが広がる、特別なバナナベーグルの作り方
果物は比較的よく食べる方ですが、なぜかバナナは買っても2~3本は結局熟れすぎてしまったり、傷んでしまって捨ててしまうことがよくありますよね?そんな余ったバナナを、ちょっと変わった、もっと美味しく食べる方法をご紹介します!それが、風味豊かなバナナベーグルを作るレシピです。このレシピなら、簡単な材料でも見事な自家製ベーグルを完成させることができますよ。お菓子作り初心者の方でも簡単に挑戦できるので、ぜひ試してみてください。
主な材料
- 強力粉 90g
- よく熟したバナナ 1本
- ベーキングパウダー 小さじ1
- 塩 少々
調理手順
Step 1
まずは、ベーグル作りに必要なシンプルな材料を準備しましょう。甘みを加えてくれるよく熟したバナナ、ふっくらさせるためのベーキングパウダー、そしてもちもちとした食感のための強力粉、さらにほんの少しの塩があればOKです!
Step 2
ボウルにバナナを入れ、フォークなどで塊がほとんどなくなるまで滑らかに潰してください。ただし、あまり細かく潰しすぎるとバナナから水分がたくさん出てしまい、生地がゆるくなることがあるので、少し食感が残る程度に潰すのがコツです。バナナが潰れたら、準備した強力粉とベーキングパウダーを順番に加えて、ヘラや手で軽く混ぜながらひとまとめにし、生地を作ってください。
Step 3
生地がある程度まとまってきたら、作業台に打ち粉(強力粉)を軽く振り、生地を移します。生地を優しくこねて、弾力が出るまでこねましょう。滑らかな生地になったら、お好みのベーグル型(丸いリング状)に成形します。指で真ん中を押して穴を開けると、ベーグルの形ができますよ。
Step 4
シンプルなベーグルもいいですが、もし余裕があれば、お家にあるグラノーラを生地の上に軽く散らして飾ってみましょう!ナッツやドライフルーツを加えても美味しいですし、お好みのトッピングで個性豊かなベーグルを作るのも楽しいですよ。自由にデコレーションしてみてください。
Step 5
ベーグルの表面に食欲をそそる焼き色を付けるために、溶き卵を薄く塗っていきます。グラノーラなどをトッピングする前に、まず溶き卵を全体に均一に塗ってから、その上にグラノーラなどを乗せると、焼き色がまだらにならず綺麗に仕上がります。これで見た目もぐっと美味しそうなベーグルになりますよ。
Step 6
オーブンは175℃に設定し、5~10分ほどしっかりと予熱しておきましょう。予熱が完了したオーブンにベーグルを入れ、175℃のまま約20分間焼きます。写真の黄色っぽいベーグルはオーブンで焼いたもので、茶色みが強いものはエアフライヤーで焼いたものです。エアフライヤーはオーブンよりも火力が強い傾向があるため、エアフライヤーを使用する場合は、焼く時間を少し短めにし、途中で様子を見ながら温度を調整するのがおすすめです。我が家はエアフライヤーでのベーキングが初めてだったので、少し焼き色が濃くなってしまいました!
Step 7
2回目の焼きでは、エアフライヤーの温度を175℃に保ちつつ、焼く時間を約16分に調整してみました。前回よりもずっと美味しそうな黄金色の焼き色になりました!エアフライヤーの機種によって、焼き時間や温度は多少異なる場合がありますので、ベーキングの際は必ず途中で確認するようにしてくださいね。
Step 8
焼きあがったベーグルが十分に冷めたら、半分に切ってみてください。断面にはバナナが点々と見え、濃厚なバナナの香りがふわりと漂ってきます。このバナナベーグルは、作った直後、温かい状態でいただくのが一番もちもちで美味しいです。時間が経つと食感が変わることもあるので、できるだけ当日中に食べきることをおすすめします。
Step 9
温かいコーヒーや紅茶と一緒に、クリームチーズや手作りのジャムを添えていただくと、より一層豊かな味わいが楽しめます。噛むほどにもちもちとした食感があり、よく焼けたベーグルはまるでバゲットのように、外側は少しカリッと、中はもちもちとした魅力があります。砂糖を一切加えていないにも関わらず、バナナ本来の自然な甘みがほんのり感じられ、ついつい手が伸びてしまう、そんな魅力的な自家製ベーグルです。