臭みなくふっくら焼けるサバの塩焼き
匂いや油はねを気にせず、お家で完璧にサバを焼く秘訣
魚の生臭さや油はねを最小限に抑え、誰でも簡単にできる特別な方法で、お家でも美味しいサバの塩焼きを楽しみましょう。
主材料
- 下処理済みのサバ 2切れ
- 片栗粉 小さじ2
下味用調味料
- 塩 2つまみ
- こしょう 少々
- 塩 2つまみ
- こしょう 少々
調理手順
Step 1
まず、サバの水分をキッチンペーパーで丁寧に拭き取ります。水分をしっかり取ることで、焼く際の生臭さが減り、皮がパリッと仕上がります。次に、サバの両面に塩とこしょうをまんべんなく振りかけて下味をつけます。
Step 2
下味をつけたサバの両面に、片栗粉を薄く、軽く全体にまぶします。片栗粉が衣となり、焼いている間に身の水分が逃げるのを防ぎ、魚の身をより柔らかく仕上げてくれます。また、油はねを防ぐ効果もあります。
Step 3
クッキングシートを、サバ2切れが並べて置け、さらに上から覆えるくらいの十分な大きさに広げて準備します。クッキングシートを使うと、フライパンに焦げ付かず、洗い物も減るので非常に便利です。
Step 4
クッキングシートの底になる部分に、サバを置く場所に食用油を1滴ずつ垂らします。こうすることで、サバがクッキングシートにくっつくのを防ぐことができます。その上に、下味と片栗粉をつけたサバを並べて置き、サバの上にも食用油を1滴ずつ垂らします。
Step 5
次に、クッキングシートでサバを包むように半分に折り、端をしっかりと2〜3回折りたたんで、中身が漏れ出ないようにしっかりと閉じます。こうして包むことで、焼いている間の魚の臭いがほとんど気にならず、油がはねる心配もありません。
Step 6
魚焼き用のフライパン(または一般的なフライパン)を予熱し、油をひかずに、クッキングシートでしっかりと包んだサバを置きます。フライパンからの熱でじっくりと火を通すのがポイントです。
Step 7
サバが入ったクッキングシートを、フライパンの蓋で覆います。蓋が大きすぎると熱が均一に伝わりにくいため、フライパンのサイズに合った蓋を使うか、アルミホイルで覆うのも良いでしょう。最初は中火〜強火で表面を焼き、その後弱火にして、ゆっくりと中まで火を通していきます。
Step 8
約5〜7分焼いたら、クッキングシートをそっと開けて、下の面の色を確認します。きつね色に良く焼けたら裏返します。焦げ付きやすいので注意してください。
Step 9
サバを裏返したら、再び蓋をして弱火でしっかりと火を通します。強火だけで焼くと、クッキングシートだけが焦げてしまい、中まで火が通らないことがあるので、弱火でじっくり焼くのがこの料理のコツです。
Step 10
サバの両面がきつね色にこんがりと焼け、美味しそうな香りがしてきたら完成です。オーブンやエアフライヤーがなくても、フライパンだけで美味しいサバの塩焼きを作ることができます。
Step 11
焼きあがったサバを皿に盛り付ける際、片栗粉の影響でクッキングシートが身に少し付着することがあります。その場合は、スプーンなどを使い、サバとクッキングシートの間にそっと差し込み、身を崩さないように丁寧にはがしてください。
Step 12
こうして、匂いや油はねの心配なく完成したサバの塩焼きは、外はパリッと、中はふっくらとして絶品です。温かいご飯と一緒にぜひお召し上がりください!